古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

アドレナリン後遺症でお休みしました。

2010年03月10日 06時12分38秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 孫や娘たちが泊りがけでやってくると翌日はみんなで朝の散歩に出掛けます。そのコースは、おじいちゃんであるぼくが設定します。決まったコースを歩くのがきらいなので日々変えるのですが、先日は寒かったのでいちばん平凡な近くの農道コースにしました。その写真です。でも考えてみるとこんなありふれた田舎道も、街に住む子や孫には新鮮なのでしょうね。田んぼも道ばたの草もまわりの山もそして空気も季節を伝えてくれます。
 きのうは『アドレナリン後遺症』というのか腕が上がりにくく、ずっと雨も降ってるし一日休養しました。力仕事をしてもふだんの筋肉痛なら動いているうちに忘れるのですが、余程力を出したのでしょう。
 これからも田舎暮らしには車が欠かせません。好奇心も一向に衰える気配がありません。もっと高齢になって車がはまったらどうするか。そのときに備えてメンタルトレーニングが必要です。いままでのように自分でなんとかしようとあがくのはやめなければなりません。自分の力の衰えを自覚して、気長に待つ。それができるようになりたい。そう書きながらそう思ってない。年寄りの御しがたいところです。
 なにより「車は便利でどこにでも行ける」と思っているのが始末にわるい。帰るときのことを考えず行けるだけ行こうとする。これからは一人で行くのは絶対にやめ、同乗する人の忠告には素直に耳を傾けます。
 そういえば96歳の母はとっても素直で「こうしたほうがいいよ」というと「ハイ!」と実に気持ちよく返事をする。そして次の瞬間には忘れる。思考と行動のパターンは全然変わらない。
 ぼくもそうなるだろうな。この際真剣に反省しなければ。でも気をつけないと『反省』ってやつは振り込め詐欺みたいなものだからな。注意されて「ハイハイ。ハイハイ!」と真剣に反省の気持ちを振り込んでもなんの手応えもかえってこない。…… と反省の達人は思います。
コメント
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