古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

永天寺を散歩しました。

2010年03月02日 07時24分59秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 きのうは歯医者さんの予約をした日だったので、道子さんもぼくもせっせと歯を磨き、服装や髪をととのえて出掛けました。半年先に来るように歯医者さんに言われていたのです。
 診察券を入れて待っていると「お二人の予約されたのは来週の月曜日ですよ。きょうは予約が詰まっていますので……」。ぼくたちはにこにこして黙って医院を出ました。こういう「トボケたマチガイ」は珍しくなくなったし、どちらがわるかったか論争したり考証するのも面倒になったし、人生の波風を余分に立てることもないので、二人はおだやかな心のまま車で朝の散歩をすることにしました。
 まず吉川町総合公園に行きました。立派なスポーツ公園で、テニスコートが16面あり、ナイター設備も整っています。なぜか藁屋根の家が移築してあります。まわりの集落を歩けば藁屋根の家はいくらでもあるのに、余程展示物に困ったのでしょうか。日本国中こんな立派な、閑散とした公共施設がいっぱいつくられたのでしょうね。(ため息)
 そこから三田方面に車で走ると、『永天寺』と石碑が立っています。寄ってみることにしました。集落の中の道を上がっていくと立派なお寺が山ぎわに。たたずまいが実にいい。こんなお寺に出会うと、「モウケもの」をした気分になります。
 禅宗のお寺で、ネットで調べると「お寺を建てたのは行基」だそうです。玄関は禅寺風で、本堂は藁屋根です。こんな本堂で座禅したらいい『気』が出るでしょう。できたら参禅したいと思いました。
 かくして午前の半日がおわり、昼食・昼寝をしてから小屋で少しだけ大工仕事をしました。
コメント
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