古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

ヤマザクラの枝を切りました。

2013年07月24日 06時18分23秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                  
 うちの裏にはヤマザクラの木があります。その下枝が屋根にかかり、落ち葉が雨どいに詰まります。それを気にして、「下枝を切ろう」「下枝を切ろう」とずっと思いながら暮らしてきました。
 でも「切る」となるとオオゴトです。写真の2本の下枝は、直径10センチ以上のしっかりした枝です。木は斜面に立ち、地面から枝まで4メートル近くあります。梯子に登って作業しなければなりません。
「高枝切り鋏に鋸をつけて切るのは枝が太いから駄目だろうな。梯子をかけてあそこまで登り、手引き鋸で切るのは無理。梯子の上でチェーンソー作業をするのは不可能。業者に頼むしかないかな」
「切らねば……」と遠い思いを抱きながら、枝を見上げて5年ほど暮らしてきました。
 きのうの午後は、なぜか「きょう枝を切ろう」という気になりました。なぜそんなことを思い立ったのか自分でもわかりません。
 まず高枝切り鋏に鋸歯をつけて、脚立に上がって下から切ってみました。力が入らないし、何時間やっても切れそうにありません。脚立を梯子にして、木に立て掛けてみました。不安定で登る気がしません。
 お隣から本格的な梯子を借りてきました。試しに登ってみると「大丈夫」です。これなら鋸で切れそうな気になりました。枝まで登って、手引き鋸で切りはじめました。でも梯子の上で力が入らないので、切れ目をつけたくらいです。
 電動レシプロ鋸で切ってみよう。電気のコードを引いて梯子に登り、切りはじめました。桜は木が固いのでなかなか切れません。あきらめかけたとき、やっと「メリッ!」と音がしました。
                  
 写真は2本目の枝を切り落としたところです。まだぶら下がっています。大変な作業でしたが、とにかく2本の枝を切ることができました。桜は切り口から腐りやすいです。トップジン・ペーストを塗っておきました。
 長年の念願を果たしました。やれやれ!
 
コメント
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