古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

車イスを借りました。

2014年12月08日 01時35分26秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 母・妙子さんがトイレに行こうとして転びました。脚は骨折してなくて、伝い歩きできます。でも車イスで移動するほうが安心です。ケア・マネージャーさんにお願いして借りることにしました。
 いままで妙子さんは「まだ歩ける! 怠けたらいけん!」と車イスに乗ろうとしませんでした。これからは乗ってくれるでしょうか。
 ふつうの人間は、赤ん坊のときオシッコやウンコをオムツにします。やがて自分で便所に行くようになり、そのうち年老いてまたオムツが必要になるときが来ます。そのとき心はどう動くのか。自尊心とどう折り合いをつけるか。妙子さんは失敗してもなかなか折り合いがつかないのかもしれません。
 生命体のもつ「生きる意志」は、自分で意識したり考えたりするより奥のほうで、生命体を支えている。「もう死んでもええ」と生命体の意識が思っても、無意識は「生命体のほんとうの意志」を知っていて、生命体を支えつづける。
 寿命は決まっているけれど、自分にはわからない。
 いまのぼくが、さらに老いて生きてゆけば、どうなり、なにを思うか。
 目の前で実地に教えてもらってるようです。
 この車イスのレンタル料は、介護保険のお蔭で「月200円」ですって。日本は「いい国」です。
 道子さんの誕生日が近いので、子たち孫たちが、日曜日にケーキや手紙をもってお祝いに来てくれました。
                   
 今日12月8日は、ハワイ真珠湾攻撃・日本がアメリカに宣戦布告した日です。ぼくは4歳でなにも覚えていません。
 もし12歳の少年だったらじっとしておれないほど、ドキドキ・ワクワクして走りまわったことでしょう。
 あの日、国民はみんなワクワクした。 …… 政治は大事です。
 総選挙、初めて棄権しようかと思うほど「関心を持ちたくない!」ですが、やっぱり投票します。
コメント
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