古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

一歩も外に出ない一日でした。

2019年02月10日 03時39分54秒 | 古希からの田舎暮らし
 きのうは一日中、寒くて、曇り空の、どんよりした日でした。こんな日は〈こころ〉もどんより。外に出る気になりませんでした。玄関先に新聞をとり込みに出ただけ。一歩も外の土を踏みませんでした。雨が降ったわけでもないのに外に出なかった。
 先日紹介した高嶋哲夫の『官邸襲撃』を読了。アメリカの国防長官が日本の官邸テロを仕掛けたという荒唐無稽な筋書きですが、〈攻防〉は素人にはおもしろかった。
 こんな本は読んでもすぐに忘れます。しばらく間をおいて、手足の体操の本を読むことにします。

 気になることがあります。米朝トップ会談が近く開かれる。トランプと金正恩の。
 南北朝鮮のトップ交流があっても、核をめぐる米朝会談があっても、北朝鮮の多くの人たちの生活苦や飢えはなんともなりません。バイキングの食事をするとき「あの国の庶民がおだやかに談笑しながら、好きなだけ食べられたら」と思います。
 本棚には『将軍様の鉄道』=北朝鮮鉄道事情=という本があり、DVDがついています。あの国のいろんな鉄道が見られます。ぼくは鉄道よりも、沿線の貧しい風景に心が寒くなります。舗装されていない道路。古いトラックや馬車の登場する輸送。停電が毎日ある生活。お互いに看視し合う暮らし。
「いっそ、戦争が起こって、滅んだらいい」と思う人たちに「希望というもの」をあげられたら。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする