古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

80歳代を生きる心掛け

2020年06月10日 18時22分27秒 | 古希からの田舎暮らし
 きのうは買い物に出ました。まずニトリに行って、いろいろ買いました。その中に踏み台があります。

 踏み台はすでに買ってます。「低い」踏み台と「高い」踏み台を。でも低い踏み台では背伸びしないと家具の上の物がとれない。高い踏み台は脚をかけられるけど上れない。低いのに載ってから高いのに移る。なんとなく不安定な感じがする。
 そこでしっかりした2段の踏み台を買いました。これなら88歳くらいまでいけるかな。
 ココロとカラダがぴったり同一歩調で動いているときは気持ちがいい。しかし60歳を過ぎるとカラダのほうがココロについていけなくなる。
 80代になると、体のバランスがとれなくなる。ちょっと足が引っ掛かると「ヨロヨロヨロヨロ …… こける」。気持ちは「こんなことでこけるものか」と思います。だけど、ヨロヨロの途中でバランスを立て直そうとしても、こけるところまでいってしまう。
 まだその感覚がつかめていません。
 身のこなしが向上することはありません。衰えをどれくらい正確に自覚できるか。
 80代も修行ですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

道子さんは毎年「金胡麻」と「落花生」をつくります。

2020年06月10日 02時13分24秒 | 古希からの田舎暮らし
 「前の畑」に金胡麻と落花生を植えた写真です。

 道子さんは畑づくりをはじめた1999年から、毎年落花生と金胡麻をつくりつづけています。
 落花生は、田舎(山南町小新屋)に暮らしていたぼくの先輩に、1999年の春に、3株の苗をもらいました。畑に植えて12月に掘り、いくらか収穫がありました。
 炒って食べてみると「おつまみ」に入っている落花生と味がちがう。
「これがほんとの落花生の味だ」と毎年つくるようになりました。下の畑では毎年100株を植えました。
落花生は地面から剥がすように掘って干します。それをカラスがつついて、味を覚えてしまいました。

カラスA: あの殻をやぶって中の豆を食ってみろ。すごくうまい。病みつきになるぞ。
カラスB: そんなにうまいのか。オレも食ってみたろ。

 と話が広まったかどうかわかりませんが、 このあたりのカラスは落花生をねらってきます。家の前で苗を育てているとつつくし、苗を畑に植えると根元の豆をつついて掘り出してしまう。
 だから動物ネットでトンネルにして守っています。
 金胡麻のほうは数粒の群が発芽しています。これから苗を一本立ちさせて、金胡麻を収穫します。日本では胡麻は絶滅危惧種です。植えてある胡麻を見ても、「アッ、胡麻だ」とわからない人が多い。
 でもほんとの胡麻の香ばしい味は、やっぱり国産の胡麻です。黒胡麻だと収穫選別するときにムシの糞と見分けがつかないので、道子さんは金胡麻をつくります。
「もっと農家で胡麻をつくるようになればいい」というのが道子さんの言い分です。西脇のほうに胡麻を作る方がおられるそうです。なんでも「西脇は日本の中心/体の中心はおへそ/中心でつくる《へそゴマ》」という言い分でつくるそうです。へそゴマというのはほんとは「垢」ですけど。
 日本で消費する胡麻はすごく多い。輸入しています。世界の主要生産国は、一位スーダン、二位ミャンマー、三位インド、4位ナイジェリアだそうです。健康食品にも胡麻が使われます。もっと日本で作るようになるといいけどね。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする