先日亡くなったウグイスなどを地中に埋めようと、道子さんはお墓をつくります。
「墓のそばの斜面に階段をつけてほしい」と道子さんにいわれて、4段の階段をつけました。
お墓は、道子さんがホームセンターで〈ピンコロ〉(サイコロ状の御影石)と〈地植えのお花〉などでつくります。まだ完成していませんが、ときどき拝む場所にします。下の大きな畑(休耕田を借りていた)のときは『生きもの塚』を土手につくって、花を供えて拝んでいました。〈ムシ塚〉でもありました。
3年前、道のむこうの「前の畑」に移ってからは、はっきり意識した〈ムシ塚〉もなく、「生きもの塚をつくろう」という意識もあいまいでした。このたび、ウグイスを弔う(とむらう)ことになって「つくって拝もう」という意識がくっきりしました。
それにしても「めぐまれている」と思いました。
階段をつくろうとして、木切れのなかから材木を物色し、ドリルで鉄筋を通す穴をあけ、4メートルの鉄筋を天井から下ろして、50センチに切り分けました。鉄筋を切るのに電気丸鋸の歯を金属切断用につけ変え、草刈り用のマスクをかぶって作業し、切った鉄筋を「し」の字に曲げ。こうした作業を小屋でスイスイとすすめられる。気分がいい。
ありがたいことです。
「墓のそばの斜面に階段をつけてほしい」と道子さんにいわれて、4段の階段をつけました。
お墓は、道子さんがホームセンターで〈ピンコロ〉(サイコロ状の御影石)と〈地植えのお花〉などでつくります。まだ完成していませんが、ときどき拝む場所にします。下の大きな畑(休耕田を借りていた)のときは『生きもの塚』を土手につくって、花を供えて拝んでいました。〈ムシ塚〉でもありました。
3年前、道のむこうの「前の畑」に移ってからは、はっきり意識した〈ムシ塚〉もなく、「生きもの塚をつくろう」という意識もあいまいでした。このたび、ウグイスを弔う(とむらう)ことになって「つくって拝もう」という意識がくっきりしました。
それにしても「めぐまれている」と思いました。
階段をつくろうとして、木切れのなかから材木を物色し、ドリルで鉄筋を通す穴をあけ、4メートルの鉄筋を天井から下ろして、50センチに切り分けました。鉄筋を切るのに電気丸鋸の歯を金属切断用につけ変え、草刈り用のマスクをかぶって作業し、切った鉄筋を「し」の字に曲げ。こうした作業を小屋でスイスイとすすめられる。気分がいい。
ありがたいことです。