古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

温泉に一泊の旅をしました。

2022年04月20日 13時25分47秒 | 古希からの田舎暮らし
 去年の11月18日に、岡山の湯の郷温泉に一泊の旅をしてから、どこにも出掛けていません。いつもの年なら3月に宮津〈蟹を食べる一泊の旅〉をするところですが、コロナでためらいました。でもどこかに。〈老人でも〉というか〈先の短い老人だから〉というか、一泊の旅をしてみたい気持ちになっていました。
 そこで〈足立美術館〉を見て松江あたりの温泉に泊まる旅を考えました。車で行くとしても、連休まえなら道は空いているでしょう。「予約しようか/どうしようか」とグズグズしていたら、行く気がなえてしまいました。でもやっぱり〈一泊の旅〉はしたい。
 で、近くの塩田温泉に泊まり、セントラルパークを見る旅にしました。これなら運転は短くて、無理がありません。連休まえでパークも空いているでしょう。   行ってきました。

 ライオンの夫婦が岩の上に並んでいます。餌はもらえるので野性の迫力はありませんが、野生動物をじかに見るのです。ま、おもしろかった。でも、〈おじいさんおばあさん〉がほっこりしたのは、ふれあい小動物のコーナーでした。羊/山羊/鶏/カピバラ/家鴨/などがたのしかった。
 
 いま田辺聖子の『おかあさん 疲れたよ』という本を読んでいます。題名が気になり、数年前に大型活字本を図書館で借りました。いま、NHKのBS放送・朝ドラで『芋たこなんきん』という朝ドラを再放送しています。田辺聖子の若い頃をドラマ化したものです。
 数年前に読んだ内容はほとんど忘れていましたが「大阪大空襲の迫力ある描写」は覚えています。『昭和』時代は遠くなりましたが、昭和時代を生きた者として、共感することはあります。いくつか引用します。
 田辺聖子は昭和3年生れで敗戦のときは18歳、ぼくは昭和12年生れで敗戦のときはまだ7歳でした。同世代とはいえませんが、共感することはあります。   (つづく)
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