古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

《裏山のお陰》で花いっぱいのときです。

2023年04月18日 17時42分42秒 | 古希からの田舎暮らし
 ソメイヨシノは散りましたが、裏山は花いっぱいです。

 裏山の登り口は道子さん丹精の花壇です。「ネモフィラ」が咲いてます。青空が地面に映っているような「ネモフィラ祭り」には行けませんが、花は青空色です。花を見て広がりを想像します。
 一段登って、テント・ハウスの前も花。

 花見デッキに置いたブランコの屋根に雨水がたまっています。昨日も雨が降って、たまったのでしょう。

 天井の布がたわまないように屋根枠に桟をつけました。
 
 昨日から吉村昭の随筆『回り灯籠』(2006年・筑摩書房)を読んでいます。短いエッセイです。彼の随筆は、読むのが「気持ちいい」。吉村昭は、歴史/事実/現実/を正確にとらえて書いてます。あやふや/ごまかし/がありません。読んでると書かれた出来事が〈ひっかかり〉なしに入ってきます。
『戦艦武蔵』を書くにあたって「長崎に100回以上行った」と書いてます。生き証人に納得がいくまで食い下がる執念に、頭が下がります。先日早坂暁の『戦艦大和日記』という大部な作品を読みました。若い頃はこの種の本は避けていましたが、吉村昭の姿勢にふれて、『戦艦武蔵』を読んでみたくなりました。
 
 

コメント
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