古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

焼き芋/落ち葉たき

2024年12月18日 18時32分39秒 | 古希からの田舎暮らし
 熊本県産の紅はるかが届いたので、今日は焼き芋をしました。ちょうどいい焼き芋サイズで、大きなほうのダッチオーブンで8個焼けました。小さいほうのダッチオーブンもまた使います。
 焼き芋のあと〈火の始末〉をするのですが、残り火で落ち葉を燃やします。

 手箕(てみ)で落ち葉をかき寄せて火にくべます。ちょっと燃えて、白い煙も出して「草木灰」になります。手箕で20杯ほどくべると、灰が増えてきます。それを十能でかき寄せて、トタン板のふたをします。フタにブロックをのせておきます。
 ほかの仕事があるのですが、とりあえず外に出て何かする。それには焼き芋がいい。そこからやる気を引き出そうと思います。寒いと外に出るのが〈おっくう〉になっていますので。

 朝の瞑想のまえ、道子さんは室内の植物の葉に霧をふいたり、水をやったりします。植物に声を掛け、葉を拭きます。そのおかげでしょう。写真のシクラメンは去年の花です。一度花がおわっても世話をつづけて見事に〈二度咲き〉しました。ときどき買う胡蝶蘭だけでなく観葉植物が、道子さんのお陰で元気に育ちます。
 作家・佐江衆一の『野望の屍』をいう本を図書館で借りました。中身は「ヒトラーの台頭から死まで」を文章で描写風に書いた作品です。帯に「最後の作品として取り組んだ渾身の史伝である」とあります。1934年生れで2020年に86歳で亡くなりました。ぼくより三歳上の人です。ぼくらの世代は「あの戦争を見ないふりして生きていく」ことはできません。彼もまた。 
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