古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

鳥羽亮『妻恋坂情死行』

2023年02月10日 23時51分17秒 | 古希からの田舎暮らし
 三木の図書館で10冊の本を選ぶとき鳥羽亮の時代小説を入れるようにしているのですが、このたびは意識してなかったけど4冊も入ってました。そしてどれも読みました。
〇 浮雲十四郎斬日記 …… 『酔いどれ剣客』  2008年 双葉社
〇 八丁堀剣客同心  …… 『夜駆け』     2012年 角川
〇 剣客春秋     …… 『遠国からの友』  2010年 幻冬舎
 この3冊は〈シリーズ物〉ですが、それぞれに面白く読みました。
 そして今日、もう一冊の本を読みはじめ、離れられなくなり、読むのが遅いぼくでも、一日で263ページの本を読んでしましました。その本とは『妻恋坂情死行』というシリーズ物でない時代小説です。
「鳥羽亮ってこういう小説もかくんだ。読みはじめたらはなれられなくなって、最後まで引き込まれた」というのが感想です。
「時代小説ばかりでなく、現代小説も読もう」と『尖閣喪失』大石英司/『がん消滅の罠』岸本一麻/も読みはじめたのですが、50ページも読めない。話が複雑になり、登場人物が多く、名前/地位/経歴/仕事/がつながるイメージになりません。時代小説でも幕府の役人で、その役目や上下関係が複雑な小説は敬遠します。

 実は、今日「二人乗りブランコ」セットが届いたのですが、雨で作業ができません。仕方なく本を読み、ピアノ練習をしました。
明日はブランコ組み立てです。明日をたのしみに寝床に入ります。

 身近な人から「コロナにかかった。たいしたことはなかった。でも保健所から電話が毎日あり、体温とかいろいろ気をつかった」と電話がありました。いいふらすことではないにしても、たくさんの人がコロナにかかっているのでしょうね。
 えらい時代でした。もうそろそろトンネルをぬけるかな。
 
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「焼杉ブランコ」を買います。

2023年02月09日 03時11分26秒 | 古希からの田舎暮らし
 先日ペンギンのいる喫茶店に行ったとき「二人掛けブランコ」を見た。あのブランコを自作して裏山に置こう」と思いました。そして参考のために細部を写真に撮りました。力が感じられる簡単な構造で、気に入りました。

 ネットで「ブランコの作り方」を検索していたら、同じブランコがセットで売ってあります。値段も2万円ほど。材木を買って、ボルトや吊るすチェーンなどを買うとしたら1万円以上するでしょう。
「75歳くらいだったら自作するだろうけど10年遅い。セットを買って組み立てたほうがいいな」と思ってしまいました。「DIY魂に欠ける」思いですけど、ぼくの年齢だと「まー、こんなモンです」。
 もうすぐ届きます。2時間もあれば組み立てられるらしい。
「どこに置こう」と道子さんにきいたら「裏山の花見デッキに置こうよ」。
 あの〈花見デッキ〉は来客があったときの撮影に使っている程度で、全然利用していませんでした。前の〈テントハウス〉ができてからは〈来客撮影スポット〉もそちらに移動してしまいました。
 デッキには「たたみ一畳」分の大きなテーブルを置いています。デッキ用チェアもあります。BBQ用の台もつくりました。しかし利用しそうにない。ブランコを置いたら少しは利用してもらえるかな。
 道子さんは「あの花見デッキをステージにして、池の前の広場に聴衆の椅子をおいて音楽会をやれたらいいな」というのが夢のようです。そうだ。家庭音楽会でいいんだ。ぼくは電子ピアノでバイエルを弾いたりハーモニカを吹いたりして。道子さんは入浴中に歌っている童謡を披露して。フルート/パーカッション/もいるし。あとの人は手品でもスピーチでもいいし。
 ま、空想してるうちがハナだな。
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小杉健治の時代小説がおもしろい。

2023年02月08日 15時20分01秒 | 古希からの田舎暮らし
 藤澤周平、池波正太郎、鳥羽亮ばかりでなく「他の小説家の時代小説を読もう」と小杉健治の『札差殺し』(風烈廻り与力・青柳剣一郎・第一巻)という本を読みました。気に入りました。主人公の/性格(軽薄でない、粘りづよい、親身になる)/剣の力(めっぽう強いわけでない。しかしギリギリ勝つ)/正義感・人間観・世の中の見方/など。一冊読んだだけですが、なかなかいい。
 そしてこのシリーズがなんといまでは60巻も出ている。「こりゃー、たのしみだ」。
 この文庫本の「奧付」を見ると、初版は2004年(平成16年) ⇒ (図書館で借りた本)は2011年(平成23年)第12版となっています。〈主人公〉や〈物語の展開〉が読者に好感をもたれていることがうかがえます。 

 先日、小説家の加賀乙彦が93歳で亡くなりました。彼の小説で、ぼくの〈一押し〉は『帰らざる夏』です。昭和4年生れの加賀乙彦は最難関の「陸軍幼年学校」に入学します。その体験をもとに書いた自伝的小説です。「血沸き肉躍る」あの太平洋戦争冒頭のころ、胸おどらせた少年が敗戦でどんな心の遍歴をするのか。
 推理小説作家・西村京太郎のように「幼年学校はなぐられない。戦場の第一線に出なくて、大将にもなれる」と書く幼年学校生もいますが、多くは加賀乙彦のような〈愛国少年〉の熱い思いで幼年学校に入学したでしょう。
 彼の大長編小説『永遠の都』を読んでみたくなりました。

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買い物/映画/で新三田に出掛けました。

2023年02月07日 16時41分07秒 | 古希からの田舎暮らし
 買い物はエアコンです。母・妙子さんが10年使った「6畳の間」が、いまは/仏間/温室/瞑想の間/応接サロン/になっています。ところがこの部屋はエアコンが古くて、暖房も冷房も弱い。17年たっていますから買い替えることにしました。2月は〈安売り〉になっているので、新三田に出掛けました。
 エアコンを買ったあと、フード・コートで昼食をとりました。新三田は三木にくらべると人が多い。フード・コートも行列ができています。丸亀製麺(長蛇の列ができていてあきらめた) ⇒ マクドナルド(並んだが何を注文したらいいかわからない。あきらめた) ⇒ ミスター・ドーナツ(自分でトレーにとれるのでドーナツをテキトーに)。やっと昼食にありつきました。
 こんなとき、老人は/うろうろ/おたおた/します。
 見た映画は『仕掛人・藤岡梅安』です。豊川悦司、片岡愛之助、天海祐希、菅野美穂、などで「テレビ時代劇」とは重厚感がちがいます。引き込まれました。
 明後日、新しいエアコンがつきます。うれしいです。

 我が家の仏壇は、花を絶やさないようにしています。仏壇横の胡蝶蘭は、右が去年の秋のお彼岸用に買った鉢、左が去年の12月、新年用に買った鉢です。どちらもまだ花が咲いています。

 これも胡蝶蘭です。花が散ってしまいました。去年の春のお彼岸用/7月にお盆用に買った胡蝶蘭です。しかし、またつぼみがふくらんでいます。もうすぐ花が〈二度咲き〉します。 
 胡蝶蘭は、もう何年も〈二度咲き〉をたのしんでいます。
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散髪/シイタケの〈ほだ木〉

2023年02月06日 19時25分59秒 | 古希からの田舎暮らし
 去年の12月23日に散髪。一ヶ月半たって髪の毛が耳につかえるようになりました。気になるから散髪したい。
 青山台に散髪に行きました。この頃はあの〈遺影を撮るあそび〉にあきてしまい、散髪しても撮りません。自分が死んでからのことだから「どうでもいい」。いらん心配だと気づきました。
 午後のお茶の時間は、ペンギンさんのいる喫茶店でとりました。

 この喫茶店のペンギンは1983年からいるそうです。(since 1983) と壁に書いてあります。ということは今年2023年だから40年間もいるわけですね。いまは〈11匹〉に増えています。死んだり生れたりしたのでしょう。鳥だから〈11羽〉というのかな。ペンギンは地上ではヨタヨタしていますが、水中では泳いで魚をとります。餌はもらうけど、やっぱり泳ぎたいだろうな。
 この喫茶店の前庭に写真のブランコが置いてありました。道子さんが乗ってみました。

「こんなブランコが裏山にあったらいいな」/「このブランコなら作れそうだ」/「作ってよ」/「よーし」
 こういうことになると〈やる気〉がふくれあがります。「大きなたのしみ」ができました。春には作ります。
 先日ホームセンターでシイタケの〈ほだ木〉を5本買いました。今日はシイタケ菌を打ち込みました。

 太いほだ木も同じ値段ですが、重くて持ち上げられません。太い木なら〈シイタケ菌の駒〉を六列打ち込めますが、この太さだと四列がいいところです。電気コードのドリルで穴をあけて、駒を200個打ち込みました。

  
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裏山に植えた樹樹に〈寒肥〉をいれました。

2023年02月05日 17時24分53秒 | 古希からの田舎暮らし
 ここ数年は寒肥をやることに熱心でないのですが、やらない年はありません。今年もJA鶏糞を寒肥としていれました。「やった」といっても植えた樹の一部ですけど。やった樹を忘れるでしょう。いまなら思い出せるのでメモしておきます。
〇 蜂谷柿 ……  竹藪のそばに植えてしまい、申し訳ありません。生きのびてください。
〇 ボックスウッド …… 木の枠は腐食したのではずしました。
〇 登り口の紅葉 …… テントを張るときに枝をいためてしまい、申し訳ありません。
〇 キンモクセイ …… 植えた場所がわるく、春夏秋は陽が当たりません。いま太陽をあびてください。
〇 ヤマボウシ  …… 花が咲いてほしい。毎年待っています。どうかよろしく。
〇 次郎柿  ……  植えて10年超になりますが、ひとつ実をとっただけです。そろそろよろしく。
〇 コバノミツバツツジ …… 毎年、裏山をきれいに彩ってくれてありがとう。
〇 サルスベリ  …… 細い枝ですね。「大丈夫かいな」と心配して見ています。
〇 サザンカ  …… 明幸園で100円の苗を2本買ってきて植えました。花が咲いていたのに、都合で植え替えました。花が  
           咲かなくなり「やっぱり一本100円だったな」と陰口をたたいていました。改心してリスペクトします。

 柚子/ミモザ/ソメイヨシノ/椿の侘助/オオデマリ/イチョウ/南高梅/ムクゲ/錦木/楠/アズキナシ(竹藪に生えていた大木)/などにも寒肥をやりたい。
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久しぶりに「外仕事」をした感じです。

2023年02月04日 18時05分58秒 | 古希からの田舎暮らし
 寒いからといって、家にこもっているのにはあきました。「外仕事をしよう」。〈やる気〉が満ちてからやるのでなく「やりはじめたら〈やる気〉が出てくる」んだ。
 今日はまず、たき火/焼き芋/をしました。その間に先日こわれた裏山階段の手すりを修理しました。地中で腐って、折れてしまった杭を、単管パイプの杭にかえました。折れた一本の杭をかえたことで、はずみがつきました。午後は手すりの3本の杭をかえました。木の杭が腐っていました。

 ツルハシで地面を掘ると、寒くても汗が出てきます。仕事をしたのが「久しぶり」という感じです。
 裏山の頂上への階段を、数回上り下りしたのも〈久しぶり〉でした。いままで両足を交互に出して上っていたのに、荷物を持つと一段ずつ足をそろえて上ります。「筋力がこんなに落ちてるんだ」と実感しました。
 道子さんは〈スロー・スクワット〉をして「筋力を維持しよう」とがんばってます。ぼくは「やるかどうか」思案しています。「横着しないけど頑張らない」がぼくのモットーですしね。
 それでも朝のルーティーン〈6時までに起きて、家じゅうの窓や戸を、五分間開け放つ〉(零下〇度になるいまの時季、かなり気合のいることですが、なれました)。食事まえのパタカラ(村の鍛冶屋/フォスターの♩オオ、スザンナ)を大声で歌う。
 おかげで、熱いうどんを食べても咳き込んだりしません。〈誤嚥〉による嚥下性肺炎の予防になっています。
 健康寿命を伸ばす努力はしたい。〈寝た切り〉老人にならないように。百歳まで生きるのは遠慮したいですけど。


 
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期待外れでした。映画『新・明日に向かって撃て!』

2023年02月03日 16時02分45秒 | 古希からの田舎暮らし
 先日、NHK・BS放送のお昼の映画で1969年製作のアメリカ映画『明日に向かって撃て!』を見ました。映画館で見たし、テレビ放送でも何度か見た映画です。文明開化のような、めまぐるしく変化していく時代からとり残された、むかし風な若者の情緒が、むねにしみる映画でした。「ちょっとだけ見てみよう」と見かけて、最後まで見てしまいました。心に残る映画で、以前録画したビデオテープを、いまも持っています。
 今日のお昼の映画は『新・明日に向かって撃て!』(1979年製作)です。「どんな映画だろう」と期待して見ました。期待外れでした。映画の原題は『ブッチとサンダース』(前の映画と同じ題ですが「(前の映画より)前の時代」と副題がついています。つまり『明日に向かって撃て!』の若者の〈前日談〉というところです。だから映画としてはそれでいいかもしれないけど、前の映画を見た者はあの「時代遅れの若者」の情緒を期待しています。そんな情緒はありませんでした。
 それにしても〈日本語でつけた映画の題〉 ⇒ 『明日に向かって撃て!』はあの映画にピッタリです。映画の英語の題にしたらいいと思います。
 
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『ルリビタキ』の写真です!

2023年02月02日 16時53分47秒 | 古希からの田舎暮らし
 ネットで「瑠璃色の小鳥」と検索すると『瑠璃三鳥』と名前が出てきます。三鳥とは『オオルリ』『コルリ』『ルリビタキ』です。美しい野鳥として憧れられています。
 道子さんが「ルリビタキ見たよ」と言ってました。ぼくは聞き流していましたが、今日はバード・フィーダーの近くで見かけました。ルリビタキの雄です。(雄のほうがきれいです)落ち着きのない小鳥で、なかなかじっとしていません。やっと撮れました。

 ズームアップして、それをトリミングしたので、姿がぼやけていますが、色はちゃんと写っています。
 陽が当たっていたら、色がきれいに見えるでしょう。ヒタキ類は、わりと人の近くでさえずるので、またきれいな姿をねらいます。ルリビタキは生まれたときは瑠璃色をしていません。数年育つうちに瑠璃色が出てくるそうです。
 まえから裏山に来ていたのかもしれませんが、この色を見られるようになったのは今年からでしょうか。
 うれしいな。ルリビタキが裏山に渡ってきてくれる。

『デンドロビウム』です。寒い季節に花は咲きませんが、道子さんが室内で咲かせています。あの部屋が、だんだん〈温室化〉してくるような気がします。二人暮らしで、スペースにゆとりがありますから、まー、いいですけど。
 
 今日したことは、ホームセンター・コメリの駐車場に「みかんを買いに行った」。
「理由あり(キズ/アザ/大小サイズごちゃまぜ/トラック移動販売/尾道の〈はれひめ〉」という新聞折込の広告が入っていました。チラシに書いてある文章は。

「私も農家です。少しのキズで価値がなくなる日本の農業の現状を知っています。尾道も農業生産者は高齢化が進み大変な上に、山の急斜面での危険な農作業。それなのに少しのキズで規格外で価値がなくなるなんて、生産者は悲しいです。」

 粗末なコピーチラシでしたが、2時間だけの販売で、午後は篠山で2時間の販売。チラシの文にひかれるように朝行ってみました。ナント、行列ができています。コメリの駐車場がいっぱいなるほど。つぎつぎと軽トラの人が買いに来ます。同じ農業者として、チラシの文にひかれたのか。
 外は寒い。外仕事はなし。今日はミカンを買っただけでした。
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