以前、椎茸の記事を書きましたが、森林組合さんの
詳しいプリントを貰っていたので、ご紹介します。
伐採
●紅葉が5分~7分の頃か成長の止まった休眠期に伐採
●伐採後20日~30日程枝葉を付けたまま干す(葉干し)
●落葉の過ぎたものは枝を付けたまま40~50日程干す(枝干し)
原木 なら・くぬぎ・しで・かし・しい・くり・かえで・くるみ
はんのき・かしわ・やしゃぶし
(なら・くぬぎ類が最も良い)
玉切り
●切り口に細かいひび割れが入った頃90cm位に玉切りする
●玉切り後1~2週間井桁に組んで更に乾燥させる
※日光の当たる所では遮光ネットをかける
●枝打ちは幹に対して直角方向に切り口をできるだけ小さく切断
植 菌
●ヨシノザクラが満開になるまで
<植菌数の計算法>
●穴数 直径×2以上
●列数 直径÷2以上
※枝打ちした付根や傷口にも1駒
(例)木口10cmの場合
穴数10×2 … 20以上
列数10÷2 … 5以上
仮伏せ
植菌した原木を充分活着させる
●薪積み
高さ50センチ位迄
コモ、ムシロで被いをする
●井桁積み
通風をよくする
●直射日光の当たらない所
●風通しの良い所
●雨水の当たる所
●排水の良い所
●暗くない所
●東・南向きの所
(木口に白い模様が出るのは菌糸の生育が良好な木)
本伏せ
茸の発生を促す
●よろい伏せ・ムカデ伏せ
●梅雨前に本伏せする
●雨の多い年や少ない年、乾地・湿地によって伏せる角度を調節する
雨の少ない年(乾地) 伏せる角度 30度~40度
雨の多い年 (湿地) 伏せる角度 40度~50度
●秋口まで月1回、上部と下部を反転(天地返し)させる
それ以降は3ヶ月ごとに行う
●30℃を越すような日は日中をさけて散水する
●2週間位雨がなければ散水
※発生時期は充分散水する
発 生
●本格的な発生は翌年の秋口から(春と秋)
●発生してから2~3年目が多く発生する
●強い風が当たる所では乾いて生長しないので
散水後保湿・保温の為にビニールをかける
●秋口、春先から、ほだ木は動かさない
<管 理>
発生時期以外は本伏せと同じ管理をする
ここで損するしいたけ栽培
* 夏の高温に対応できず失敗
* 原木の水分調整不充分で菌のまわりが悪く失敗
* 太陽光線の直射を軽視して失敗
こうやって、改めて読んでみると、仮伏せ以降は、
ほったらかしていた原木に、椎茸が発生したのは、
“奇跡以外のなにものでもない”
そんな気がしてきました。
できた椎茸は、全部食べてしまいました。
今後、椎茸にお目にかかれるかどうかは…
難しいかもしれませんね。
詳しいプリントを貰っていたので、ご紹介します。
伐採
●紅葉が5分~7分の頃か成長の止まった休眠期に伐採
●伐採後20日~30日程枝葉を付けたまま干す(葉干し)
●落葉の過ぎたものは枝を付けたまま40~50日程干す(枝干し)
原木 なら・くぬぎ・しで・かし・しい・くり・かえで・くるみ
はんのき・かしわ・やしゃぶし
(なら・くぬぎ類が最も良い)
玉切り
●切り口に細かいひび割れが入った頃90cm位に玉切りする
●玉切り後1~2週間井桁に組んで更に乾燥させる
※日光の当たる所では遮光ネットをかける
●枝打ちは幹に対して直角方向に切り口をできるだけ小さく切断
植 菌
●ヨシノザクラが満開になるまで
<植菌数の計算法>
●穴数 直径×2以上
●列数 直径÷2以上
※枝打ちした付根や傷口にも1駒
(例)木口10cmの場合
穴数10×2 … 20以上
列数10÷2 … 5以上
仮伏せ
植菌した原木を充分活着させる
●薪積み
高さ50センチ位迄
コモ、ムシロで被いをする
●井桁積み
通風をよくする
●直射日光の当たらない所
●風通しの良い所
●雨水の当たる所
●排水の良い所
●暗くない所
●東・南向きの所
(木口に白い模様が出るのは菌糸の生育が良好な木)
本伏せ
茸の発生を促す
●よろい伏せ・ムカデ伏せ
●梅雨前に本伏せする
●雨の多い年や少ない年、乾地・湿地によって伏せる角度を調節する
雨の少ない年(乾地) 伏せる角度 30度~40度
雨の多い年 (湿地) 伏せる角度 40度~50度
●秋口まで月1回、上部と下部を反転(天地返し)させる
それ以降は3ヶ月ごとに行う
●30℃を越すような日は日中をさけて散水する
●2週間位雨がなければ散水
※発生時期は充分散水する
発 生
●本格的な発生は翌年の秋口から(春と秋)
●発生してから2~3年目が多く発生する
●強い風が当たる所では乾いて生長しないので
散水後保湿・保温の為にビニールをかける
●秋口、春先から、ほだ木は動かさない
<管 理>
発生時期以外は本伏せと同じ管理をする
ここで損するしいたけ栽培
* 夏の高温に対応できず失敗
* 原木の水分調整不充分で菌のまわりが悪く失敗
* 太陽光線の直射を軽視して失敗
こうやって、改めて読んでみると、仮伏せ以降は、
ほったらかしていた原木に、椎茸が発生したのは、
“奇跡以外のなにものでもない”
そんな気がしてきました。
できた椎茸は、全部食べてしまいました。
今後、椎茸にお目にかかれるかどうかは…
難しいかもしれませんね。