カッコいいとはこういうことさ

女性にも分かってほしい！『紅の豚』に登場したロマンあふれる名ぜりふたち！―「そういうことはな 人間同士でやんな」ポルコ・ロッソ


　ロボット、ヒーローモノを中心にアニメは数えきれないほど見てきましたが、２大巨頭のジブリとディズニーは守備範囲外な私。ただ、ジブリの中でも「紅の豚」と「On Your Mark」は大好きな作品です。主にメカ描写と戦闘シーンの丁寧な描かれ方がポイントですね。そんな「紅の豚」の名ゼリフ。


　近年のジブリ作品ではほぼお約束の、「少女が主人公」「ボーイミーツガール」「戦いなど皆無」ってのを全て排除しております。踏襲しているのは「飛ぶ」ところと「多少のファンタジー」ぐらいでしょうか？　最後は飛行艇での空中戦から殴り合いですからね。しかもオッサン同士が。


　また、個人的な見どころとしては、サボイアがカーチスに撃破→修復＆強化してからの離水シーンですね。ロボットアニメの中盤によくある新型機の出撃シーンそのままです。使い古された手法ですけど、イヤでもテンションが上がりますね。



　そんな世界観と、キャラクターが大人だからこそ似合うセリフの数々。まさに名作ですね。個人的に名ゼリフを挙げるとするなら、ポルコとカーチスが初めて会った後の「あのアメリカ野郎、良い腕してるぜ」ですかね。歴戦の強者だからこそ重みのあるセリフです。