104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

シュシュッと参上

2016年07月10日 21時48分53秒 | Weblog
忍者研究の第一人者「忍者は戦わない」と明かす 特に重要視されたのはコミュ力だった


 忍者、それは男のロマン(笑)。外国人が大好きな「忍者」。FFをはじめとするRPGでもほぼ反則的なジョブとして重宝されていますが、実態はそんなに戦わない。そりゃそうですよね。原作の方の乱太郎でその辺は詳しく描いてありました。


 よくよく考えると当たり前のことなんですよね。諜報活動や情報工作などが主任務となるので、極力戦っちゃいけません。せっかく得た情報を持ち帰るのが大切ですから、途中で負傷したり、死亡しては意味がありませんからね。万が一捕えられた場合は自決するとか。火遁や水遁などの忍術なんかもかく乱目的のモノですね。


 あと、間違った描写としては「忍刀を背負う」ってのと「主武装が手裏剣」ってのがありますね。手裏剣は使ってたそうなんですけど、持ち歩くのは4枚程度だったとか。使用するのは最終手段として。重いし嵩張るし、戦闘するような状況になったらしくじってるってことですからね。忍刀はそもそもそんなもの持ち歩かないってのが定説らしいですね。反りがある刀が主流の中で、造りの違う刀をぶら下げてたら目立ってしまいますから。



 現在の忍者像は大体江戸~明治あたりにかけて作られた創作物によるモノが大きいそうな。戦隊でも10年周期ぐらいで忍者モチーフをやりますが、どれも中々に香ばしい感じの設定が多いですしね。シュシュッと参上する方々も、ケインも。しかしながら、フィクション作品に共通するのは忍者=強キャラってところでしょうね。忍者像に関しては諸説ある中で、これだけは共通していると思います。