104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

ジャンプでは数少ない

2018年10月21日 18時21分50秒 | Weblog
「ゲームのドラクエと違う……」『ダイの大冒険』に感じたモヤモヤ


 90年代ジャンプ黄金期に名を連ねる作品の一つ「ドラゴンクエストダイの大冒険」。大ヒットシリーズであるドラゴンクエストを下地にして独自の作風を作り上げたまさに名作ですね。監修にドラクエの生みの親である堀井雄二が名を連ねているので、旧エニックスお墨付きです。


 そんなダイの大冒険に感じたモヤモヤと言う何とも歯切れの悪い記事。回答しているのが30代半ば~後半の男性と言うことで、ゲームから入った方々なんでしょうね。ただ、モヤモヤしたと言う表現はそぐわない内容かなと思います。大体がキャラクター及び魔法に関するギャップって程度ですからね。


 昔のDQゲーム内では戦闘シーンにエフェクトはあるモノの、実際にはそれほどバリエーションはありません。しかし、漫画やアニメで実際に表現されると考えていたモノと異なってくるのは当然ですし、それに対して否定的なコメントってのは記事中では見受けられませんね。ライターの言葉のチョイスが悪すぎるだけかな。特に「相手に触れないとホイミが使えない」ってのは作中で大きな意味がありましたからね。これがあったからこその閃華裂光拳。



 個人的にはよく出来た作品だと言うのが大きいですね。ゲームのDQをそれほどやっていなかったので思い入れは無かったのですが、コミックは全巻集めました。三条陸が原作を担当しているのでお話にメリハリが付いていますし、ちゃんとジャンプ三大原則も守っています。特にハドラー親衛隊辺りは最高だったな~。それよりも、当時のジャンプ漫画では珍しく「キレイに終わった」と言うのが一番かもしれません。駆け足でもなく、蛇足があるわけでもなく一番良いところで終わってるのがスッキリしますね。