スコット・ヒックス監督の映画、『幸せのレシピ』を観ました☆
主演はキャサリン・ゼダ=ジョーンズ。ドイツ映画『マーサの幸せレシピ』のハリウッドリメイク版。2007年の作品です。
出てくる料理がとっても美味しそう♪
NYの人気レストランで料理長を務める、完璧主義のシェフ、ケイト役にキャサリン・ゼダ=ジョーンズ。
そのレストランに新しくやってくる、厨房で音楽をかけて笑いを振りまくシェフ、ニック役をアーロン・エッカートが演じています。
ケイトはシェフとして料理には絶対の自信を持ち、私生活でも完璧主義を貫く独身女性。
自分の仕事を持って自立し、スマートで何事もキッチリとした彼女の生活は、それなりに快適のようにみえますが、どこか近寄りがたい雰囲気も周りに発散しています。
そんな彼女が、ある事情で幼い姪のゾーイを引き取ることになったことから、それまで彼女にとって居心地のよかった生活は混乱しはじめ…
急に子供を育てることになった独身女性と、生意気盛りのゾーイがいいコンビ♪
その衝突すること衝突すること♪♪
どっちもとまどいながら、相手との距離を手探りする様子が、とてもうまく描かれています☆
ケイトの作った手の込んだ料理をいっさい食べようとしないゾーイ。
帰宅してから、ゾーイの学校へのお迎えをすっかり忘れていたことに気が付くケイト。
そんな混乱の中、ゾーイのことでしばらくお店を休んだケイトの変わりに、新しいシェフ、ニックが雇われます。
音楽をかけ、料理人たちにジョークを飛ばすニック。
彼のおかげで、ケイトがいた時とは厨房の雰囲気はガラリと変わってしまいます。
もちろんそれまで厨房を取り仕切り、完璧な仕事を生き甲斐としてきたケイトにとって許せるはずがありません。
ところが、何も食べようとしなかったゾーイが、ニックの作ったパスタを食べているところをケイトが見て…
ゾーイとニックがパンケーキを一緒に作るシーンが好きです♪
料理って、食べるだけじゃなくて、作るってことも楽しく幸せなことなんですね☆
ステーキの焼き加減に文句をつける味音痴のお客に、フォークに刺した生肉をテーブルに突き刺すケイトがカッコイイ!!
ケイトとニックのラブシーンはもう少しおとなしくしてもよかったかなぁ☆
落ち込んだり悩んだり。
最後には肩の力を抜いて、完ぺき主義も大人しくなるのかと思いきや、料理に関しては完ぺき主義のままのケイトが良かった♪
そんなケイトをそのまま受け入れてくれる男性に会えて、よかったよかった♪♪
幸せな気持にしてはくれるけれど、お腹の空く映画でした☆