上善如水

ホークの観察日記

『中国嫁日記(二)』

2012-03-12 23:33:28 | 本と雑誌

 本屋さんで見つけた本です。

「赤毛のアン」ノート (ちくま文庫) 「赤毛のアン」ノート (ちくま文庫)
価格:¥ 924(税込)
発売日:2012-03-07

 

 高柳佐知子さんの「赤毛のアン」に寄せる愛情がタップリ詰まった本。

 これまでに出された本のいいところを集めて、書下ろしを増補、文庫化したとってもお得な一冊。すでに絶版となっている本もあるので、まだ手にしたことのない人にはオススメです♪

 私はすでに持っている高柳佐知子さんの本と内容がカブっていたのと、文庫で924円(税込み)という値段にビビッて買えませんでした。

 欲しいことは欲しかったんですけどね~

 

 立ち読みしてきたのは、井上純一さんがブログで自分たち夫婦のことをマンガで描いて好評だった、「中国嫁日記」シリーズ第2巻。

中国嫁日記 (二) 中国嫁日記 (二)
価格:¥ 998(税込)
発売日:2012-03-10

 

 中国人(東北人)のお嫁さんは20代。

 対する日本人の井上さんは40代のオタクな職業。

 年の差もあるけれど、中国と日本の文化の違いが生活の随所で顔を出して、爆笑をさそいます♪

 今回は東日本大震災当時の状況も描かれていて、日本で暮らす外国人の受けた衝撃、日本語学校に通う人々の様子などもわかり、笑いだけじゃない内容。

 原発の爆発後、両親や親類から日本を脱出するように何度も電話で言われて、そのつど断ることが辛かった、という日本語学校の中国人先生や、お嫁さんのエピソードには涙をさそわれてしまいました。

 日本で頑張っている外国の方もたくさんたくさんみえるんですよね。

 お嫁さんの両親(モンゴル自治区出身)を中国の国内旅行に連れ出し、パンダや故宮を回る話も面白かったです♪

 中国のプロポーズのイメージって、男性が片ヒザを着いて、女性に花束や指輪を差し出し、愛の告白をするってイメージなんですって!

 宝塚かよ!!(苦笑)

 この本を読むと中国が少しだけ好きになるかも☆

 

 コミックエッセイとしてはかなり売れた、「日本人の知らない日本語」シリーズ(蛇蔵&海野凪子)も第3巻が発売されました。

日本人の知らない日本語3  祝!卒業編 日本人の知らない日本語3  祝!卒業編
価格:¥ 924(税込)
発売日:2012-03-08

 こちらも日本語学校が登場。

 ユニークな外国人生徒さんたちの質問に、凪子先生が答えていくというもの。

 田舎の本屋さんにはまだ置いていなかったので、機会を見て購入しようと思っています。

 今回はイラストやマンガばったりだなぁ~


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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは。「赤毛のアン」は相当懐かしいです。... (RINBE)
2012-03-14 10:43:27
こんにちは。「赤毛のアン」は相当懐かしいです。中学時代、女の子はみんなはまっていましたね。昔行きたい外国の一番はプリンスエドワード島でしたよ。
この間アニマックスだったかで「赤毛のアン」を無料放送していたので思わず見てしまいました。膨らんだ袖のドレスを作る回です。愛読したのでどこから見てもOKです。しかしアンのしゃべることしゃべること。
回りのみんなが読んでいたのは新書サイズのシリーズ本だったような。村岡花子先生の訳本かな。我が家にあるアンは岸田衿子さんの訳で「きらめく湖」でしたが、「輝く湖」と訳している本もあって当時驚きました。アニメの主題歌の作詞が岸田さんだったのはなんだか嬉しかったです。
返信する
はじめまして。 (寧々)
2012-03-15 17:28:15
はじめまして。
ナタリーさんのブログから来ました。

ご紹介のアンの本、見覚えあります。
私の本箱にも一冊だけ残してあります。「アンのクリスマス」

雑誌で再現されたアンの屋根裏部屋をみて
シンプルで素朴で可愛くて
幾つになってアンはも大好きです。
映画もシリーズ化され劇場まで娘を連れて観に行きました。


ブログにほーくさんのように本の表紙を貼るのはどうやればできますか?
ブクログは登録していて、ヘルプを読んだけどよく分かりませんでした。
ブクログは今は最近みたレンタルDVDだけ入れています。



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>RINBEさん、ありがとう☆ (ホーク)
2012-03-15 22:09:08
>RINBEさん、ありがとう☆
 
私もプリンス・エドワード島は憧れの場所です♪
我が家にある「赤毛のアン」シリーズは村岡花子さん訳ですが、岸田衿子さんも素敵ですよね。
「赤毛のアン」の主題歌も好きでした!
翻訳者によって言葉のニュアンスが微妙に違いますよね~
子供の頃の印象が強くて、その言葉じゃなきゃなんだか「別のお話」みたいで気になってしまうことが私もあります。
例えば「不思議の国のアリス」に出てくる「糖蜜の井戸」
別の本では「水あめの井戸」になっていてガッカリしました。
日記とは関係ありませんが世界名作劇場、若草物語第3部をアニメ化した『ナンとジョー先生』は私のアニメーター初参加作品です♪
「赤毛のアン」が好きだったので、同じ世界名作劇場シリーズに参加できてすごく嬉しかった記憶があります☆
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>寧々さん、ありがとう☆ (ホーク)
2012-03-15 23:04:07
>寧々さん、ありがとう☆
 
はじめまして!
ナタリーさんのブログでお名前は拝見していました。
コメントして下さって嬉しいです。
高柳佐知子さんの描く「アンの世界」が好きです。
寧々さんのご指摘通り、シンプルなのにすごくかわいくて素敵なんですよね♪
画像の貼り付けは、私の場合、「ブログ人」なら「新規記事を作成」ページにamazonと表示されてる場所があるので、そこをクリックすれば検索ページが開いて、書籍や映画の画像が探せます。そこで表示する大きさなどを選んで「投稿する」を選べば自分の「記事の内容」欄に表示されます。「ブログ人」は位置がズレることがよくあるので、私はその画像をコピーして自分の好きな場所に貼り直しています。
「gooブログ」では私は画像の貼り付けはしていませんが、有料サービスを利用しているのなら、amazonのアフィリエイト登録をすれば確か使えたはずです。
もっといい方法があるかも知れません。
「gooブログ」で画像を使っている方に聞いてみて下さい。
私もまだ「gooブログ」には慣れていなくて(苦笑)
「ブクログ」の画像を他で使う方法もちょっとわかりません。
頼りなくてごめんなさい。
いい方法が見つかるといいですね。
返信する
丁寧に教えていただいて嬉しいです。 (寧々)
2012-03-16 17:37:13
丁寧に教えていただいて嬉しいです。

gooの投稿欄をみたら、アマゾンありました。
でもわたしは無料版なので使えないようで残念です。

ほーくさんのブログのように本やCDなど載せられたら
自分の覚えになるし画面が華やいでいい感じですね。
うらやましい。
無料でできる方法がそのうち見つかるといいんだけど。

ありがとうございました。
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ホークさん、こんばんは。 (RINBE)
2012-03-16 20:38:31
ホークさん、こんばんは。
そうでしたか、ホークさんは名作劇場を手掛けていらっしゃったのですね。アンと同じでジョーも先生になったんですね。「若草物語」とはまた懐かしいです。小学生の時、自分で本を買いました。「赤毛のアン」と「あしながおじさん」そして「若草物語」が少女名作小説の三本柱だと思っています。主人公が作中でみな小説を書いているので、読者はその影響を受けて同じように物語を作り始めるのです。多分。
それにしても糖蜜と水あめじゃ全然雰囲気が違いますね(^^)。
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>寧々さん、ありがとう☆ (ホーク)
2012-03-18 00:31:42
>寧々さん、ありがとう☆
 
ブログもサービス提供会社によって、できることとできないことがあってややこしいですよね。
「gooブログ」も、もう少し簡単に画像が貼れるといいんですが。
私もまだまだ勉強中です。
寧々さんも頑張って楽しいブログを作って下さいね。
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>RINBEさん、ありがとう☆ (ホーク)
2012-03-18 00:44:46
>RINBEさん、ありがとう☆
 
「あしながおじさん」は私も好きです。
名作ですよね。
少女名作小説の三本柱には納得!
ぜひ、お子さんたちには読んで欲しい本です。
何を隠そう、私も影響されて物語を作ったりしました♪
でもだいたい途中で挫折するんです(苦笑)
読むのは得意なんですけどね~
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ホークさん、おはようございます。 (RINBE)
2012-03-18 08:00:34
ホークさん、おはようございます。
『「赤毛のアン」ノート』昨日本屋さんで平積みになっているのをみかけました。あれ、35年前の私だったらみつけたとたんに「キャー」と叫んで確実に買っていただろうという本でした。イラスト満載でいいですね。あんなアーサー・ランサム本があれば今でもきっと買ってしまいます。
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「物語を書く」に反応してしまいました。 (寧々)
2012-03-18 14:40:02
「物語を書く」に反応してしまいました。
何度もすみません。

私も青春小説的もどきを書いていました、何年か前ですけど。
書くのが好きなネット友とコメントし合っていました。
リアル年齢は無関係の創作仲間で、ほめてもらいたくて一生懸命。
ネット上で公開し合うのはとても刺激的な交流でした。

少女名作3本柱ですか、うまいこと言いますね。
読み直したくなったので図書館で借ります。
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