オーランド・ブルーム主演の映画、『エリザベスタウン』のDVDを観ました☆
監督、脚本はキャメロン・クロウ。
『ロード・オブ・ザ・リング』で麗しのエルフ様を演じたオーランドが普通の青年役に挑戦。映画館で観た予告編もすごく期待できる内容だったので借りてきたのですが、予告編の印象とはちょっと違っていました。
「エリザベスタウン」とは、オーランド演じる青年の父親の故郷の名前。その故郷を訪れていた父親が、心臓発作で突然亡くなったと聞き、長男であるオーランドがその遺体を引き取りに出かけます。仕事で失敗し、恋人とも別れてしまったオーランドにとっては傷心の旅。その途中出会った客室乗務員の女性(キルスティン・ダンスト)の前向きな姿勢に何となく惹かれたオーランドは、彼女が別れ際に渡してくれた電話番号に深夜電話します。そしてそのまま一晩中話し込んでしまう二人♪
ところどころにコメディータッチの演出があり、オーランドの演技も自然でとってもいいのですが、ちょっとアメリカ独特の文化が強くて、何だか内輪ネタを見せられているような感じ。お葬式の準備で街の人々が集まってきて大騒ぎになるところなんかは、日本の田舎のほとんど宴会とかわらないお葬式を彷彿とさせるのですが、アメリカ南部の地域性だとか、なじみのない日本人には?と思うような部分もけっこうありました。
家族や親戚のつながりがていねいに描かれていて、人間って一人で生きているわけじゃないんだ、思わせてくれるところはちょっといいです☆
後半、父親の骨壷と共に旅に出るシーンもとっても良かった♪
悲しみを5分間味わったら、ポイと捨てる。あとは前に進むべき。というメッセージもよく伝わってきます。
できれば、後半の旅するシーンはもっと長く見ていたかった。予告編の出来がすごくよかったので、その辺が不満といえば不満ですが、オーランドファンとしては、彼の新たな一面を見れて嬉しかったかな。もっともっとこういう映画に出演して欲しいです。
心が沈みこんだ時には一人で踊ってみること、というシーンで、森の小道で踊るオーランドがとっても印象に残りました☆
日本で出来をキャメロンしたかったの♪