上善如水

ホークの観察日記

『世界から猫が消えたなら』

2013-06-29 00:17:04 | 本と雑誌

世界から猫が消えたなら 世界から猫が消えたなら
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2012-10-25



はるまき日記: 偏愛的育児エッセイ はるまき日記: 偏愛的育児エッセイ
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2012-06-29


女もたけなわ 女もたけなわ
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2013-05-10


 お目当ての本が無かったので、「ドラマ化」の帯に誘われて読んだ本。

 川村元気 著
 『世界から猫が消えたなら』(マガジンハウス)

 平凡な郵便配達員の男性が余命いくばくもないと診断されます。30年の人生。人間は「死」を目前にしたらどういう行動を取るのか?

 男の前に現れる悪魔。

 悪魔は寿命を一日延ばすかわりに、世界から何か一つを消すことを要求します。
 
 「ナウシカとデートしたい」とか、ふざけているんだかいないんだか(苦笑)

 映画のセリフがたくさん出てきます。

 本からの引用もあります。

 そこはちょっとズルイような気もしますが、作者の選択眼というか、「あぁ、こういうの好きなんだ」というのがわかるのも楽しい。

 映画好き、読書好き、そして猫好きの方にはオススメの本。

 そうそう、親不孝している人にも読んで欲しいかな(苦笑)

  
 何かを得るためには何かを失わねばならい


 私が好きなのは、主人公の元彼女です。
 
 本当は朧波ユカリの偏愛的育児エッセイ『はるまき日記』が読みたかったのに、検索機にあえなく「在庫なし」といわれてしまったんですよ。

 しょうがないので同じ作者の『女もたけなわ』を読みました。
 この人はマンガの方が有名なのかな?
 
 尻で箸を割るイケメンとか、ニンマリ笑ってしまう本でした。

 


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