前略、ハイドン先生

没後200年を迎えたハイドン先生にお便りしています。
皆様からのお便り、コメントもお待ちしています。
(一服ざる)

BiSH『My landscape』

2020-08-01 00:01:14 | クラシック以外の音楽
先日「ディスクユニオン」に売るためにCDを整理したことを書きました。

自分の「青春だった」THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
「青春ではなかった」NUMBER GIRLの思い出

最後にライブを観に行ったのはいつだったか、もう覚えてはいません。


THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
惑星
MACARONI
SORROW

どのバンドもすでに解散していますので生でライブを観ることはできません。
ミッシェルのギター、アベフトシさんはすでに鬼籍に入り
SORROWの川村カオリさんも永眠されました。
演奏や歌声はおろか、姿すら見ることができません。


ミッシェルの動画をYouTubeで観ると
たまに当時を知らない若い方がコメントを書かれています。
曰く「もっと早く生まれたかった」「生でライブを観たかった」等々

あのとき、私だけでなくファンの多くが、このバンドと同時代に生き
ライブが観られることを"奇跡"として感謝したはずです。


当たり前のことですが、今、この時代にもカッコいいバンド、素晴らしいアーティストは沢山いて
彼らと「青春時代」に出会えたこと、そのライブを「同時代」に体感できること
それを羨ましくも思うのです。


今の自分が彼女たちから感じるものは
もしかしたら若い人たちの感じ方と違うのかもしれません。

でも、BiSHの『My landscape』や『stereo future』を聴くと
ライブ映像やMVを観ると「いい曲だなあ」「カッコいいなあ」と思うと同時に
何故か切なくなり、いつも涙が出てくるのです。



それは自分の「青春時代」に出会えなかったことへの寂しさなのか
それとも単に歳をとって涙もろくなったせいなのか。

正しい表現ではないかもしれませんが
「不完全な直向きさ」とでもいうようなものに心が震えるのです。


長らく忘れていた衝動が呼び覚まされた感じです。
ミッシェルの動画にコメントした人たちの気持ちがわかります。
久しぶりに「ライブを観てみたい(体感したい)」と思いました。



いまさら"清掃員"に"再就職"するのは難しいですが
コロナ禍が過ぎたころには"アルバイト清掃員"くらいになれたらいいな。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿