近隣のみかん農家では、早生みかんの収穫が本格化してきた。
我が家の鈴なりの早生みかんも色づいてきたが、樹上で完熟する12月中旬まで収穫しない。収穫しても食べるかどうか・・・
先週、地域のみかん作り名人から収穫したてというS・2Sクラスの小粒な早生みかんをコンテナで貰った。傷物の安納芋のお返しみたい。このミカン、樹上で完熟させていないのに甘いしコクがある。JA共選の審査で、いつも糖度がトップクラスのミカンを作るプロ中のプロが作るミカンを食べつけると、味覚が贅沢になりすぎてしまう。この時期に、日本中でこんな甘いミカンを食べられるのは、一握りの人でしかないはずだと思うと、この地に生まれた有難さを痛感する。
我が家のミカン、樹上で完熟させるので酸は抜けるが、「甘さ(糖度)・コク(糖酸度のバランス)」ともに貰ったミカンには及びそうにもない。家庭園芸、自分で作った果物や野菜は愛着があるせいか買ったものより美味しく感じるが、ミカンだけは別。我が家のミカン、多分、絞って料理に使うことになりそう・・・
<写真:朝陽を浴びる我が家の早生みかん。昨夜の雨の水滴が残ってる。鈴なりすぎて枝が折れるのを支え棒で防いでいる。>
<写真:ついでに、隣の畑の早生みかんもパチリ>