今朝、梅の樹を見回ると下に敷いたネットの上に落下した梅が数十個。
今日は、昨日までのぐずついた天気と違って久しぶりのいい天気で、絶好の梅の収穫日和だった。早く収穫しなくっちゃとあせる気持ちを抑えつつ、青春クラブのメンバーと予定していた和歌山市内へでかけた。
和歌山市内から戻り、すぐさま着替え、14時半から収穫準備を始めた。
大梅(品種名不詳)は、南高梅と違って小粒な上に樹高も高いので脚立に乗ったりと収穫に手間取った。
収穫しているとお隣さんが話しかけてくれた。20~30分もの「よもやま話」が続いた。でも、「明日から天気が悪い。今日中に収穫してしまわなきゃ」という思いから、「よもやま話」をしながらも、樹上で収穫作業の手を休めることはしなかった。
手を休めなかったお蔭で、収穫作業やネットなどの片付け作業も早々に終わった。これで明日から雨が降り続こうが、気にする必要がなくなった。
<収穫した大梅:33kg>
<今朝、ネットに落果していた果実>
<拾い集めた梅>
「梅」に「雨」と書いて「梅雨」。語源にはいろんな説があるらしいが、一説では中国から入ってきて江戸時代から使われているらしい。調べるまでは、日本固有の呼び方だと思っていたのに・・・ 意外だった。ただ「梅雨」という言葉を聞くと、雨続きでムシムシした「イヤ」なイメージしか湧いてこない。
梅農家にとっては雨は収穫作業がはかどらなくて困る。なのに、収穫最盛期に「梅雨」と言う表現まで使われると気分が滅入るはず。せめて「6月の天気予報は・・・」とか、「サラッ」と言ってくれた方が気分が楽なのかもと思ってみたり・・・