昨日の夕方のこと。
畑仕事中、何気なく目をやったその先に、何と「アライグマ」がいた。近づいても逃げないし動き回らない・・・おかしい??? よくみると、子どもが2匹寄り添うように寝そべっていた。
畑の周囲には、「キジ」が徘徊して侵入しないようにと約1mのネットを張り巡らしている。子ども達は、その張り巡らしたネットの外にある排水路の蓋の上にいた。
持っていたスマホで写真を撮った。家内や孫達にも声をかけ、しばし皆で観察した。2匹で寄り添う姿をみると可愛くなってきた。母親がいない不安そうな動きに可哀そうにも思えた。スイカ荒らしの「にっくき奴」なのに・・・
知人に相談した。捕獲器を持ってきてくれた。「網があったら捕らえられるんやけど・・・ ソーセージを捕獲器の中へ吊るしておいて明日まで様子をみる」ことになった。
「みんな農作物を荒らされて困っているんやから捕獲せなアカン」と思う一方で、心のどこかに「無事に逃げてほしい」という気持ちも潜んでいた。
今朝、見回ると、彼らは消えていた。捕獲器にも入っていなかった。なぜか「ホッ」とした。
<スマホで撮ったアライグマの子ども達>