紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

豪雨 何するものぞ! カーリンコン交流大会は「人と人をつないでくれた」

2018年06月20日 | 家庭園芸&直売所

朝から豪雨に見舞われた。風も強くて台風並みの暴風雨だった。今日は、地元「きびドーム」での和歌山市内チームとの「カーリンコン交流大会」なので、早朝から「雨雲レーダー」とにらっめこが続いた。

心配していたとおり、和歌山市内の道路が豪雨の影響で交通がマヒし、車が動かない状態が続いているとの連絡が入った。幸い豪雨のヤマは越えてきたので、「遅くなっても構いませんので、安全第一でゆっくり来てください」と。

予定より約30分遅れて和歌山市内3チームが無事に到着。彼らは県カーリンコン協会の会員で、全国大会や近畿大会にも出場している熟練者ばかり。事前に「手加減せず完封するつもりで対戦して下さい。これからの皆の励みになるような試合をお願いします」と伝えてあった。

迎え撃つ我が青春クラブは6チーム。開始時間が遅れたので予定していた9試合の交流試合はできなかったが、6試合と代表戦の7試合を行った。豪雨の影響で和歌山市内から長時間かかってやっとたどり着いたという相手チームのハンディもあってか、全敗するかもと思っていた我がクラブが何と「3勝4敗」と善戦した。

 

<交流試合を終えて・・・>

ゲームでのナイスプレーには敵味方関係なく拍手し、オウンゴールのようなミスショットにお互いが大笑いしている内に、初対面同士の人が大半だったにもかかわらず、全員が打ち解けてしまった。

帰り際、打ち解けたお互いの会員達が、手を取り合って健闘をたたえ合ったり再会を約束したりするという予想だにしなかった光景を目の当たりにした。

わざわざお越しいただいたお礼にと、地元産の「大玉トマトとミニトマト」を相手チーム全員にお渡ししたところ、選手の大半が奥さん方ということもあってか、「ワー トマト! 嬉しい!」と大喜びしてくれていた。その様子をみて、前日にJA直売所で「お礼に何がエエやろか」とアレコレ思案しながら買い出し準備を手伝ってくれた役員さん方も、ホッコリ顔だった。

今回の交流試合は、「上手な選手」の腕前を皆で体感し、これからの励みにすることだったが、「人と人がつながる」という副産物が生まれた。その光景が自分に得も言えぬ感動をもたらしてくれた。お世話したというより、自分が感動させてもらうための大会となった。