今年も、地区の青春クラブ会員を対象に「老人クラブ障害保険」加入者をとりまとめし、昨日、「県老人クラブ連合会」への振込やら書類送付を済ませた。
この傷害保険は、地区の老人クラブで加入者をとりまとめる代わりに、事務手数料が各クラブに還元されるシステムになっている。
クラブの会計兼事務局という役割上、自分が担当した。
人のお金を預かっているだけに神経を使う。昨日、振込手続きを終え、ホッとした気分に浸っている。
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クラブからは希望者にパンフレットを配るだけなのに、今季は活動自粛中なのに、なぜか加入者がほぼ倍増した。
傷害保険に加入した人は、70代が大半で60代・80代は少なかった。雑談の中で、いろんな話が出た。
足腰が弱ってきた。どこで転ぶかわからん。畑、外出先、家の中、庭・・・
自転車やバイクや車に乗ってケガするかもわからん。
おまけに、自分だけでなく家族の賠償責任もついているし・・・
まさかとは思うが、巨大地震が来るかもわからんし・・・
何があるかもわからんので、万一のために入っとくんや。
お守りのつもりで、入るんや。 etc.
団体傷害保険に入るため、わざわざクラブ会員になった人もいる。
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そんなこともあって、ここ10日間ほどは、ほぼ毎日のように誰かが加入申し込みのために、我が家にやってきた。畑まで呼びに来てくれた人もいた。
その都度、世間話に花が咲いたり、手土産を頂いたり、我が家のさつま芋や大秋柿を渡したりと田舎の交流もあった。
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コロナ禍でクラブ活動は自粛しているので、皆と会話の機会が殆どない中、久しぶりに一人一人とゆっくり近況や田舎の会話を楽しませてもらった。
人と会うごとに元気をもらった。人と触れ合って温もりを感じることもあった。ねぎらいの言葉には心が弾んだ。
畑や家族だけが相手の平々凡々の日々だったはずが、保険のとりまとめをさせてもらったお陰で、人と触れ合い豊かな日々を送れたと思っている。