紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

2017産の梅干し 最後の2瓶

2018年06月17日 | 我が家の食&漬物作り

「梅干し、残ってる?」という娘達に、それぞれ1瓶ずつ渡した。

昨年、梅干しは約30kgを漬け込んだが、この2瓶で昨年の梅干しが全てなくなった。

<去っていく 南高梅1瓶 & 大梅1瓶>

 

少しの家庭園芸ですら汗ダラダラを迎えるこの時期、今風の蜂蜜入りの梅干しではなく、昔ながらの顔をしかめるほどの酸っぱい「梅干し」は暑さを吹き飛ばしてくれるし、食欲も湧いてくる。

最後の2瓶がなくなったので、今、塩漬け中の45kgの梅干しが出来上がるまで、我が家で食べる梅干しがなくなった・・・と思ったのは一瞬だった。床下収納庫を覗くと数年前の「梅干し」が残っていた。よくぞ、残っていてくれた!



梅干し作り 第2弾 25kg

2018年06月14日 | 我が家の食&漬物作り

先日、収穫してあった大梅が色づいてきたので、塩漬けした。

いつものとおり、水洗いし、ヘタを取り、水を切り、霧吹で焼酎殺菌後、殺菌したポリ容器に粗塩で漬け込んだ。

1週間前の第1弾では家内の言い分どおり粗塩の分量を15%にしたが、今回はいつもどおりの18%にした。25kgの梅だったので4.5kgの粗塩を使った。

これで今年の梅干し作りは、前回の20kgとで45kgを漬け込んだ。これだけあれば、梅干し大好きの「我が世帯・長男世帯・長女世帯・次女世帯」の4世帯分と言えども、1年間は賄える。

<梅干し作り:大梅25kgを塩漬け。20日以上の塩漬けが終わると、天日干しが待っている>

 

<先週、塩漬けした20kgの南高梅:梅酢があがってきたので重しを軽くした>

 



全面ネットの「スイカ」が「アライグマ」に荒らされた・・・さらなる手を打った 

2018年06月13日 | 家庭園芸&直売所

アライグマ対策で全面ネットしているスイカ畑を何気なく覗いた時、転がり出ているスイカをみて唖然とした。

<「スイカ」が転がっている? なぜ

「エー 何でやろ? どこから入ったんやろ? まだ熟してもいないのに?」 疑問だらけだった。

蔓が噛み切られていた。皮には無数のひっかき傷があったが、固かったのかスイカは割られていなかった。パワーのない「アライグマ」の子どもの仕業に違いないと思った。地面とネットの間の小さな隙間をみつけ、体が小さいから入ったとしか考えられなかった。

<「奴」に荒らされた黒皮スイカ>

 

今年は苗の植付時期が悪かったのか、梅雨空が続いているせいか、現時点で着果し肥大中のスイカはわずか5個しかない。その貴重なスイカの1個が荒らされた。このまま放置しておく訳には行かない。すぐに、いろんな手を打った。

①地面とネットの隙間を点検し、数カ所補強した。

②初めての試みで、「はっか油」を使ってみることにした。先日のテレビ番組で「奴」がその匂いを嫌がっていたのを思い出し、ドラッグストアへ買いに走った。

<買ってきた「はっか油」:800円弱だった>

<空き瓶に「はっか油」を数滴たらし、スイカ畑の2カ所に置いた:匂い効果が何日ぐらい続くのかわからないので、様子をみて「はっか油」を追加で垂らすことにした>

 

③ネットの周囲の下部に「防虫ネット」を張り、地面とネットの間の隙間を防御した。

 

これで、アライグマ対策は「当初からの全面ネット」に、「はっか油」・「防虫ネット」と三種類の防御対策をした。これで侵入されたら、打つ手がなくなる・・・

なので、「かかってこいや! アライグマ」などと、挑発言葉は使いたくない。「アライグマさん、どうぞ我がスイカ畑に近寄らないで!」と、お願いするしかない。

 


「ぬか床づくり」 田舎暮らしにあるまじき「奥の手」を使った!

2018年06月12日 | 我が家の食&漬物作り

キューリがボツボツ収穫できるようになってから、気づいた。「アレッ ぬか床を準備するの忘れてる!」

毎年、「キューリ」や「ナスビ」を大量に「ぬか漬け」する。1回に漬けるのは、多い日には10数個の時もあるので大きなポリ容器に「ぬか床」を作る。「ぬか床作り」には発酵するまで半月以上はかかる。

今年も、「田舎暮らし」らしからぬ「奥の手」を使った。

発酵した「熟成ぬか」を1kg、「ぬか漬けの素」を2kg買ってきて、とりあえず3kgの「ぬか床」を作った。発酵がすすんでくれば、徐々に「米ぬか」を加えて「ぬか床」を大きくしていくことにした。

<買ってきた「発酵した熟成ぬか」・「ぬか漬けの素」 全部で1000円弱だった>

これじゃ都会暮らしの人と変わらないと思い、せめて田舎らしさを出そうと「昆布」と自家製の「鷹の爪」「韓国とうがらし」を加えた。

<早速、6本のキューリを漬け込んだ>

 


カーリンコン 交流試合 安定感が違った!

2018年06月10日 | 家庭園芸&直売所

昨日、和歌山市内で県協会とカーリンコン交流試合をした。

彼らは、カーリンコン専門の集団で近畿大会や全国大会にも出場している人達ばかり。一方、我が青春クラブではカーリンコン競技は14あるサークルの1つに過ぎない。月2回の練習をしユニフォームまで揃えている彼らに対し、我がクラブでは1年間に4回の「ワイワイ楽しむ大会」をするだけ。

2チーム6人で乗り込んだが惨敗だった。運動神経の優れたメンバーも3人いたが、相手の練習量の豊富さには太刀打ちできなかった。自分以外のメンバーは他流試合が初めてだったので、相手の「安定したプレーぶり」に目を見張っていた。

もともと会長から「近畿大会へ出場しよう」との提案がきっかけで、その前にと「大会の正式なルールを学ぶこと」と「競技レベルを体感すること」が先と企画した交流試合だったので、勝敗は別にして結果オーライだった。

こういう様相になってくると、好評だったこれまでの「ワイワイ楽しむことを優先した大会」を継続すべきか、「交流試合・近畿大会・全国大会出場を想定した大会」にすべきか、見つめ直す必要があるのかもと思ってみたり・・・

帰路、リンガーハットで長崎ちゃんぽんを食べながら、そんな話題にワイワイしたり、我がホームグランドでの次回の交流試合での「おもてなし」や「試合方法」についてアレコレ話し合ったりと、参加した農家の人達と畑仕事では味わえないひとときを楽しんだ。

 


梅収穫 第2弾 33kg

2018年06月09日 | 我が家の食&漬物作り

今朝、梅の樹を見回ると下に敷いたネットの上に落下した梅が数十個。

今日は、昨日までのぐずついた天気と違って久しぶりのいい天気で、絶好の梅の収穫日和だった。早く収穫しなくっちゃとあせる気持ちを抑えつつ、青春クラブのメンバーと予定していた和歌山市内へでかけた。

和歌山市内から戻り、すぐさま着替え、14時半から収穫準備を始めた。

大梅(品種名不詳)は、南高梅と違って小粒な上に樹高も高いので脚立に乗ったりと収穫に手間取った。

収穫しているとお隣さんが話しかけてくれた。20~30分もの「よもやま話」が続いた。でも、「明日から天気が悪い。今日中に収穫してしまわなきゃ」という思いから、「よもやま話」をしながらも、樹上で収穫作業の手を休めることはしなかった。

手を休めなかったお蔭で、収穫作業やネットなどの片付け作業も早々に終わった。これで明日から雨が降り続こうが、気にする必要がなくなった。

<収穫した大梅:33kg>

 

<今朝、ネットに落果していた果実>

<拾い集めた梅>

 

「梅」に「雨」と書いて「梅雨」。語源にはいろんな説があるらしいが、一説では中国から入ってきて江戸時代から使われているらしい。調べるまでは、日本固有の呼び方だと思っていたのに・・・ 意外だった。ただ「梅雨」という言葉を聞くと、雨続きでムシムシした「イヤ」なイメージしか湧いてこない。

 梅農家にとっては雨は収穫作業がはかどらなくて困る。なのに、収穫最盛期に「梅雨」と言う表現まで使われると気分が滅入るはず。せめて「6月の天気予報は・・・」とか、「サラッ」と言ってくれた方が気分が楽なのかもと思ってみたり・・・

 


梅シロップ作り

2018年06月09日 | 我が家の食&漬物作り

梅干し作りに適さない「すり傷」などが入った「南高梅」が、約2kg残ってる。

棄てるのがもったいないしと、加工が最も簡単な「梅シロップ」にした。

家内から、「梅を冷凍してから使うと果汁が出やすい」とのアドバイスがあったが、我が性分を考えると、「ヤル気」になった時に作っておかないと、いつまた「その気」になるかわからない。

思い立ったら「即実行」。水洗いし、ヘタを取り、水分をふき取り、焼酎殺菌の霧吹きをし、フォークでプスプスと皮を何カ所か突き刺し、買ってきてもらっていた氷砂糖と交互にビン詰めした。

用意した「味付け海苔」の空き瓶に、氷砂糖1袋と入るだけの果実を詰めたので、甘さ加減がどうなのかは「できてからのお楽しみ・・・」。

<久し振りに作った梅シロップ>

 


南高梅 梅干し作り

2018年06月08日 | 我が家の食&漬物作り

数日前に収穫してあった「南高梅」22kg。色合いが良くなって来たので、梅雨の合間をぬって梅干し作りにとりかかった。

1.傷がないか選別し直し、丁寧に水洗いし、残っているヘタを取り、水切りし、焼酎殺菌した。

2.計量するとジャスト20kgだった。いつもは塩18%のはずなのに家内が「15%や」と言い張るので、「まあ、いいか」と塩3kgにした。

3.焼酎殺菌したポリ容器に、南高梅と粗塩を交互に入れ、塩漬けした。

4.重しを適当に載せ、ほこりが入らないように布で覆い紐で縛って作業を完了した。

全て焼酎殺菌したものの梅酢が出てくるとカビが浮かんできたりすることもあるので、時々、撹拌しなきゃと思っている。本場の「みなべ」のように自動撹拌機という訳にはいかない。

20日間ぐらい塩漬けし、晴天が続く日を見計らって天日干しすれば、「白干し梅」が出来上がる。我が家では、このまま保存することもあるが、塩漬けの時にできた「梅酢」に赤紫蘇を入れ、その中に「白干し梅」を漬けて「赤い梅干し」にすることが多い。

<焼酎殺菌を終えた南高梅>

<ポリ容器に塩漬けした南高梅>

収穫していない「大梅」の落果が多くなってきた。ネットを敷き、落果した果実を回収しているものの、そろそろ収穫適期かも・・・

 


今朝採りブルーベリー 朝食に!

2018年06月07日 | 我が家の食&漬物作り

雨上がりの朝、ブルーベリーを収穫してきた。早速、朝食に添えた。

太陽と水と大地の恵みに感謝しつつ、採れたての甘酸っぱいブルーベリーを味わわせてもらった。

<今朝、収穫してきたブルーベリー:孫達にも持って行った>

 

<ブルーベリーをハート型に並べて遊んでみた>

 

<我流サンドは自家製サニーレタス&薄いロースハム。パンの切れ端には市販のブルーベリージャム。いつものバナナ&清見オレンジを添えた。パンは冷凍しておいたヤマザキのダブルソフト>

 

 


雨が来る・梅雨に入る 滑り込みセーフ 畑の整地&梅ネット!

2018年06月05日 | 家庭園芸&直売所

今夜から雨の予報だった。梅雨入り宣言も近い。雨続きになると畑の整地ができなくなるどころか、雑草も伸び放題になる。梅雨入りに備えて、2日前から整地と畝作り作業をすすめてきた。

今日は朝から作業を始めたが、午後の皆が集まる「筋力体操」は公民館の鍵の開け閉めやDVD操作をしなきゃならないので中断し、戻ってから作業を再開した。15時過ぎ、やっと作業完了した。雨に間に合った。

<整地し畝作りしマルチを張り終えた畑:雑草とは無縁の畑に生まれ変わった>

ついで大梅の色づき具合を見回りに行くと、地面に数個の果実がパラパラと落果し始めていた。慌てて樹の下にネットを張った。これで例え雨が降ろうと梅雨入りしようと、落果した果実が無駄にならない備えができた。

<大梅の樹の下に敷いたネット>

<大梅さん、アンタ達、いつ落下しても大丈夫!>

気になっていた作業を終え今日2度目のシャワーを浴びている時、外からポツポツと雨音が聞えて来た。予報より早く雨が降りだした。滑り込みセーフだった。

雨が降ろうと梅雨入りしようと、明日からは気がかりなこともなく安穏な日々が過ごせそう。


南高梅 収穫! 人工授粉で22kg

2018年06月04日 | 家庭園芸&直売所

先日からときどき実が落下していたので、樹の下にネットを敷いておいた。今朝みると10数個が落下していた。

梅干しにするので、もっと熟してから収穫するつもりだったが、落果が多くなったので収穫した。

選別をしたら梅干しにする南高梅が、ピッタリ20kgだった。大粒の2L以上が大半だった。この大きさだと、スーパーで買えば1kg800円は下らない。換算すれば、16,000円相当! 

いい受粉樹があれば少なくても60kg以上は収穫できるはずが、2回の人工授粉なので量が少ない。でも、満足!

収穫した20kgとネットに落下し拾い集めた2kgの22kgが、我が家の「昔ながらの酸っぱい梅干し」になる。

まだ大梅の収穫が残っている。来週の収穫が楽しみ!

<収穫した南高梅>

<先日から敷いておいたネット:今朝までに落果し拾い集めた果実が2kg>

<すり傷などで、梅干しにできない果実が2.5kg:梅シロップを作る予定>

梅シロップは、フォークで果実の皮を何箇所かつついて小さな穴をあけ、ビンに氷砂糖と交互に入れておけば、数日で果汁が出てくる。水で薄めて飲めば、夏の暑さが吹き飛ぶ。

 


どドデカイ キャベツ 見たことない!

2018年06月04日 | 家庭園芸&直売所

スマホが鳴った。知人からだった。

「キャベツある?」 「ない」

「食べてくれる?」 「貰う! 貰う!」

畑から直行したのか長靴・作業着の知人が、軽トラでキャベツを2つ持ってきてくれた。ズッシリと重たくてビックリするような大きなキャベツだった。こんな大きなキャベツを見たのは、初めてだった。

家内曰く、「スイカみたいやなあ」。計量すると何と3kgを超えていた。もう1つも2kgを超えていた。お礼に冷凍庫の「白菜の漬物」を持って帰って貰った。

先日の公民館での集まりの時、ご近所さんが「〇〇地区のお宮さんから下って来た畑、いつも立派な野菜を作ってるし、いつみても雑草がないし綺麗にしている。知ってる?」と、皆に問いかけた。

自分:「あそこの畑、自分の知人なんや。〇〇さんて言うんよ。借りて作ってるんやけど熱心やで。奥さんが直売所に出荷してるらしいけど、よう売れるらしいわ。自分も、チョコチョコ貰たりするんよ」

その話題になった知人が、採りたてのキャベツを持ってきてくれた。

<ビックリするような「どデカイキャベツ」>

 


家庭園芸 頑張り過ぎた・・・ 脚が悲鳴!

2018年06月03日 | 家庭園芸&直売所

朝起きると、陽射しはきつそうだったが風が爽やかだったので、朝7時半から畑に出た。

長靴を履き、腰をかがめ、足を踏ん張った体力を使う土仕事が多かったので汗みどろになった。下着が汗でボトボトになり、お昼には取り替えるほどだった。

さすがに15時頃には動くのが辛くなってきた。いつもなら、ここで作業を切り上げるはずだが、傍らで午後から畑に出てきた家内が、もくもくと野菜の手入れを続けている様子をみて、気合を入れ直し17時半まで頑張った。

頑張ったのが間違いだった。夕食後、くつろいでいたら「ふくらはぎと太腿」に異変を感じた。「ヤバイ。このままだと痙攣するかも・・・」。買って使わずじまいだった「コムレケア(芍薬甘草湯)」が薬箱に入っているのを思い出し、あわてて飲んだ。幸い、痙攣は起こらなかった。が、夜、寝てからどうなることやら・・・

昨年の6月末から、週1回、両足に各1kgをつけた「筋力体操(いきいき100歳体操)」を始めて以降、足の痙攣は起こったことがなかったので油断していた。でも度を越えた筋肉疲労には耐えられなかった。ヘトヘトになった15時に作業を切り上げるべきだった。

家内に言われた。「朝から晩までずーっとやるから、そうなるんよ」「別に、今日中にせなならん作業でもないし」「これからは、シンドイ仕事は半日ぐらいにしたら」「若い時とは違うんや。無理がきかん体になってるんや」

おっしゃる通りでございます! 

 


定番の朝食づくり 初収穫のブルーベリー

2018年06月02日 | 我が家の食&漬物作り

初収穫した「ブルーベリー」が登場した。ブリーベリーは、ヨーグルトにたっぷりと載せてみた。

ヨーグルトのビフィズス菌は胃酸に弱いから食事の最後に食べるのがいいとか、酸に弱いから酸味のあるブルーベリーと相性が良くないとか言われるけど気にしない。

「美味しいと思って食べれば、何でも体にいい」、「食べる順番やフルーツとの相性など、細かいことを気にしながら食べる方が体によくない」というのが我が信条。

初物の「ブルーベリー」、その甘酸っぱさが朝の活動し始めた心身を引き締めてくれる気がした。加工製品と違って、自然の恵みで育ったものを「そのままの生」で食べると、自然のエネルギーが心身に充満してくるような気もした。

そんなブルーベリーを楽しめる日々が、しばらく続く。

<今日の朝食>

<朝、新聞を取りに行くと、いつのまにやら「フラワーアレンジ」が玄関先に。庭に咲いていたダリアがちょん切られたのかも・・・>