自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

今秋の紅葉・黄葉(11)

2024-12-21 | 自然一般

隣りまちにある古刹にて。

初めて訪れました。モミジがきれいということでしたが,清楚で手入れが行き届いていたのがいちばんの印象でした。これでもか,これでもか,といった強調した紅葉でなく,趣きがいちばんといった抑え気味の雰囲気に好感が持てました。

境内の山道に大きなチャート岩がぽつんと居座っていました。脇にはフキが群生していて,散ったモミジが茶色く変色しかけていました。

 

大きなカヤが頭上高く伸びていました。人影はまばら。そこもなかなか好感が持てました。

 

手水場の水は自然水。コケや落ち葉が味わい深い限り。静かな境内に水の落ちる音が響いていました。

 

タケの古さがよし,です。

 

谷川の流れに落ち葉が身を任せたまま下って行きます。

 

この古刹の雰囲気にはまことに品位が感じられ,ひとときを心地よく過ごせたのでした。