自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

’19 秋,虫の目写真シリーズ(11)~アブラゼミ・クマゼミ~

2019-09-13 | 昆虫

地方都市A市にある城公園にて。

やはり,都会にすむセミは人への警戒心が薄そうにみえます。木の下の方でよく見かけるし,近づいても逃げる気配があまりしないのです。それで撮影しやすいなと感じました。

 

レンズがアブラゼミのからだに触れていても平気なのです。 

 

クマゼミもまったく同じ。わたしの住む田舎だと幹の高いところで鳴いているので,姿を探そうとしてもたいへん。 

 

ヒトが頻繁に通りかかる環境では,セミも慣れっこになるのでしょうか。その形質が受け継がれるのでしょうか。そのあたりは謎で,セミに尋ねてみたいのですが。

今夏は,セミにずいぶんお世話になりました。感謝。 

 


ファジー! クロアゲハの産卵(続)

2019-09-13 | クロアゲハ

9月10日(火)。産付後24時間経過。キンカンの葉裏の卵です。

 

ツゲの葉裏の卵です。

 

9月11日(水)。産付後48時間経過。キンカンの葉裏のもの。紋様がはっきりしてきました。

 

 

9月12日(木)。夜。産付後,80時間。一つの卵で孵化が始まりました。

 

 

今回は限りなく近づいて撮ることに。赤い顎がくっきり。

 

 

後方では突起が出ています。穴は横方向に開けられてゆきます。

 

 

さあ,いよいよ誕生の瞬間。これについては次回に報告します。

 

 

同じ時刻,他の卵はすべて誕生近しというところ。体毛が見えます。顎も見えます。つまり頭部を見ていることになります。