前回と同じ公園にて。
シバが植わった区域なので,草丈が低く遠景が写し込めます。昆虫の楽園になっていて,ショウリョウバッタがあちこちに。この体色だと,草丈にかかわらず外敵には見つかりにくいでしょう。幸いレンズを近づけても警戒する様子がなく,前方から撮れました。草食性らしさが見事な口元です。
ショウリョウバッタは飛び立って移動。空の青,からだ・草木の緑が自然のゆたかさを物語っています。心地よい昼どきです。
前回と同じ公園にて。
シバが植わった区域なので,草丈が低く遠景が写し込めます。昆虫の楽園になっていて,ショウリョウバッタがあちこちに。この体色だと,草丈にかかわらず外敵には見つかりにくいでしょう。幸いレンズを近づけても警戒する様子がなく,前方から撮れました。草食性らしさが見事な口元です。
ショウリョウバッタは飛び立って移動。空の青,からだ・草木の緑が自然のゆたかさを物語っています。心地よい昼どきです。
イネが首を垂れる時期になると,いつものようにヒガンバナが咲き始めます。この花は,昼の長さを感知して開花ホルモンのはたらきをコントロールするそうなので,いってみれば全国一斉の開花ということになります。実際,見聞きする情報はそれが事実であることを物語っています。
稲田の畦に,ヒガンバナがたくさん咲いています。ヒガンバナは毒草で,意識して植えられて来たという経緯があるようです。なにしろ,畦を痛めるモグラの類いを追い払うのに効果があるといいますから。ただ,それらは伝聞情報に過ぎず,実際の効果の程はどうだったのか,わかりません。それと,救荒植物として活用された地方もあるようで,その話は事実として説得力があります。
日本のヒガンバナは花は咲いても種子はできず,球根で殖えていきます。それで株が大きな塊りをかたちづくって,そこから茎がニョキニョキ。当然のことながら花が林立。近寄って写すと,花火のように突き出した蕊が画面からはみ出します。
畔は排水路と隣り合っています。ヒガンバナは排水路に沿って向こうの方まで咲いています。
稲穂の黄色とヒガンバナの赤の組み合わせは秋にぴったり。