平日,公園は訪れる人はまばら。当然バッタたちが生き生きと活動しています。
足元から出て来たのがトノサマバッタの幼虫。地面にしゃがんで撮影していると,向こうから小さな子どもが二人やって来ました。「何しているの?」と聞くので,「バッタがいるんだよ」と教えると,見ようとしました。しかし小さ過ぎて見えず,「どこにいるの?」と聞かれました。草の色と似ているので,よけいにわかりにくのでしょう。
バッタは適当に動き,適当に静止しました。
子どもはしばらく,撮影の様子を見ていました。バッタが子どもを,子どもがバッタを見ているような雰囲気がします。
公園は小さないのちを育む大地です。いのちが輝く風景にこころが和みます。