ホソヒラタアブの写真は何度も何度もアップしてきました。この昆虫は冬の低温にも滅法強いので,野外でよく目にします。
触覚をしっかり写し込んでみようと思って,捕獲。
触覚の形状がわかります。
名にアブと付いていても,れっきとしたハエのなかまです。口吻は舐めるためのもの。
触覚の基本的な役割は周りの環境を感知したり,匂い(臭い)を感じたり。それで,昆虫の数だけ異なった形状の触覚が存在します。
なんだか巧妙に細工されているみたい。自然の妙です。
この中のしくみは,研究者でない限り,わたしたち素人には推測すらできません。内部が見えない限り想像が及びません。
昆虫のからだはどこをとっても,ふしぎがたっぷり。