ひでんかの”雅でない”日々

庶民の"ひでんか"の日々はちっとも雅じゃないけれど、いろんな人達と楽しい毎日を過ごしています

反省と自戒をこめて

2005-01-28 15:04:31 | ひでんかの「ちょっとした事件」
(ひと晩あけて、落ち着きましたが、気持ちはどっぷり沈んでおります。
こういうことを日記に公開するのは、どうかとも思いましたが、反省と自戒をこめて書いておくことにしました。)

時刻は昨夜9時すぎ。場所は埼玉県北部騎西町。
帰宅を急ぎ、確かに気持ちは急いていました。
市街地が終わり、明かりの少ない広大な田園地帯の真ん真ん中の県道、前後に車もありませんでした。
と、前方に農道を左折する車が見えました。
近づくと旗を振って誘導している人が見えました。
(工事の迂回路?)
と、思って、更に近づくと、私にも左折の指示。
曲がったらお巡りさんが近づいてきて
「はい、速度超過ですから、車検証と免許証を持ってあちらへどうぞ」
...う、もしかして、スピード違反の取り締まり?
(もしかしなくて、その通りです。)
「車はどこに停めれば...」
(前後の農道には、ズラっと車の縦列駐車)
「あぁ、ここでいいです。」
何台か停まっているパトカーの後部座席に案内されました。
一緒に乗り込んだのは、若いとはいえませんが、ベテランとは言い難いお巡りさん。
「あの、お手を煩わせておいて何ですが、処理というか推定で何分くらいかかるものでしょうか?」
「お急ぎですか?」
(って、急いでいたから、スピードが出ていたんでしょうが...)
「10分くらいでナントカしますので」
「あの、では、この辺に公衆電話は.....ありませんよね」
「たぶん」
(なにしろ家も何も無い農道です)
おまわりさんが書類を書きながら、
ゴールド免許ですね。」
「ハイ、こういう経験は初めてです。」
「30キロ以下だったら郵便局で反則金払えばいいだけなんですけど、超えちゃうと裁判所へ行って頂かないといけませんので」
「はぁ」
少しして、測定の紙が届きました。
31キロオーバーですねぇ」
「あ、惜しい!...って、そういう問題じゃありませんね。スミマセン!」

更に書類を書き進めて、住所だの電話番号だのの確認をして
「職業は会社員ですか?」と聞かれたので
「自由業です」
と答えたら
「自営業ですか?」
と聞くので、もう一度
「自由業です」と言いました。
「自営業では無いのですか?」
「商号とかありませんので」
「では、フリーターとか?」
「フリーで仕事をしていますが、フリーターとは違います。自由業です。」
「アルバイトとかとも違うのですか?」
「自由業です。税務署にも自由業で申告していますので、自由業という業種分類で大丈夫です!」
(こんなところで、職業分類の講習をしてどうする!?)
やがて書類ができあがりました。
(これが、違反切符というものですね。初めて現物を見ました。
しかし、あんなに細かくビッシリ書かなくてはいけないとは...
おまわりさんもタイヘンです。お手を煩わせて本当に申し訳ありません。)
「では、これを持って越ヶ谷裁判所の方へ出頭してください。」
「越ヶ谷って、あの千葉に近い方の越ヶ谷ですよね。川越とか所沢とかにも裁判所ってあると思うのですが、越ヶ谷じゃないとダメなんでしょうか?」
おまわりさんがマニュアル(?)を取り出して調べ始めたので、後ろからのぞき込んで
「ほら、所沢とか川越にも裁判所ありますよぉ」
表には、その裁判所の下に地名が書いてあります。ただ、そこに私の住所はありません。
「これは、住所ですか?」
「いや、これは.....。ちょっとお待ちください」
お巡りさん、書類を持って離れたところに停まっているバスまで聞きに行きました。
そのあと、入り口で旗を振っているおまわりさん(エライ人?)にも聞いてから戻ってきました。
「お待たせしました。裁判には、裁判官と本人と取り締まりをした警察官の3者が同席しますので、ウチの警察署は越ヶ谷裁判所の管轄なので、越ヶ谷まで行って頂くことになります。」
「と、いうことは、スピード違反で捕まった場合、どんなに遠くでも捕まった管轄の裁判所にいかなくてはならないということですか?」
「そうなります。県外の方でも、こちらまで来て頂くことになりますので」
「はぁ、そういうものなのですか...」
(勉強になりました!)

そのあとも、いろいろと説明を受けましたが、
「裁判で罰金が決まります」
と言われたので
「罰金は、その日に支払うのでしょうか?」
と聞きました。
「いくらか持って行かれた方が良いと思います。」
「いくらかって、いくらくらいですか?」
「その日に全額でなくても大丈夫だとは思いますが、多少はお持ちになった方が二度手間にならなくて済みますので...」
("二度手間"ということは、罰金も裁判所まで払いに行かないといけない訳?)
「だいたいその金額は...。何万でいいんでしょうか?それとも何十万とか?」
「今ここでいくらとは言えませんが、最高額が10万円ですので、10万円お持ち頂ければ足りると思います。」
10万ですか!?
思わず、大きな声で叫んでしまいました。
最後に、測定器の資料を確認して署名・捺印をするように言われました。
「確認してください。31キロ超過ということで」
「出した自覚は無いのですが、そう測定されたのならばそうですね」
「ハンコは無いと思いますので母印で」
「いいえ、あります!」
と、しっかりハンコも押してきました。

全て終わり、おまわりさんが、ハイヤーの運転手のようにちゃんとドアを開けてくれました。
(と、いうか中から開かない?)
「それでは、お忘れ物の無いように」
「ハイ」と言っていったん車から出て振り向いたら、座席に何か落ちていました。
「あ!忘れ物」
「え?」
「車のキーを」
「今日は全県下一斉取り締まりですから、くれぐれも気を付けてお帰りください」
「はい」

なんだかんだで、結局30分くらいの逮捕拘束(とは言わない?)体験でした。
私が自分の車に乗るときに振り向いたら、もう次の人が乗っていました。
農道の入口からは、通りかかった車がほぼ100%に近い状態で誘導されてきます。
(そんなに交通量は無い県道ですが)
農道は、相変わらずズラっと縦列駐車が並んでいます。
「やっぱり、この道はスピード出ちゃうでしょう...」
と後から後から入ってくる皆さんに、密かに同意を求めてしまいました。

免許を取得して25年になりますが、初めての経験です。
今まで、取り締まりをしているところを通りかかった時に、
「もし捕まったらショックだろうなぁ...」
と思っていたよりはショックではなかったのが不思議です。
でも、それはたぶん、意識してスピードを出していたのでは無いからだと思います。
普段の運転が、いつもきっちり制限速度遵守の模範運転をしているとは言いません。
制限速度を超えてしまうこともあります。
ただ、その時は意識してアクセルを踏み込みます。
ところが夕べは、気持ちが急いでいたので、止められた時、普段は確認しながら走っているメーターを全く見ていませんでした
(これがイチバン危ないでしょう!!)
交通違反を犯したことには間違いありませんが、幸いなことに他の人やモノには傷をつけてはいません。
これは、たぶん神様が
「最近、運転するのが楽しいとか言って、ちょっと運転に慎重さが欠けていますよ!」
と忠告の意味で止めてくれたのだと思うことにしました。
これからも運転しないわけにはいかないので、
ここで初心にかえって、ハンドルを握るときは気を引き締めて乗らなくてはいけないと自戒しました。

とはいうものの、罰金がいくらになるのか.....うぅ
神様もご忠告くださるのなら、夢枕にでも立っていただければ充分でしたのに...。
(それじゃ、効果が無い?)

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タイホされてしまいました

2005-01-27 23:25:15 | ひでんかの「ちょっとした事件」
(さすがに動揺しております。詳細は、もう少し気持ちが落ち着いたらということで、お許しください。)

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怪しいメールⅡ

2005-01-13 18:28:11 | ひでんかの「ちょっとした事件」
(最近””っていうのが多いですね。)

また今日も、怪しいメールを頂いてしまいました。
今度はナナさんという方です。
(理沙さんと違って、さすがにカタカナの"ナナ"さんというお友達はいません。)
この方も、この世界では有名な方のようです。

<この間はありがとうございました。
奥さんにはバレませんでした?夜遅くまで付き合って
いただいて本当に嬉しかったです。>

夜遅くまでお付き合いしてません!
第一、"奥さん"はワタシ
昨日は、ちょっと面白がっていたのですが、この調子で毎日日替わりでいろんな方から、こういったのが届くようになったら、さすがに鬱陶しいですね。
それにしても、今まで何年もこんなことは全くなかったのに、新年早々どうしたというのでしょう...?

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怪しいメール

2005-01-12 15:15:38 | ひでんかの「ちょっとした事件」
今朝方、怪しいメールを頂いてしまいました。

タイトルが
<初めまして、理沙です。こんにちわ>
ちゃんと差出人が「○○理沙」と、なっています。
理沙さんという知人がいるので、最初は、結婚して名字が変わったので「はじめまして」と送ってきたのかな、と思いました。
以下、原文のまま
<はじめまして。○○理沙といいます。27歳です。
あなたのプロフィールを見たところお近くにお住まいのようでしたし、楽しくお付き合いできる方を探しててメールしました。
正直に自己紹介させていただきますと理沙は結婚暦3年の主婦なんです。。。>
この先は、ちょっと掲載不可な内容が書かれておりますので省略しますが、要約すると
「ヒマとお金はありますので、デートに誘ってください」
という事らしいです。
私が使っているメールアドレスは、プロバイダ契約したときのものなので、契約者名はでんかになっています。
(でも、使っているのはワタシ。でんかはご自分のアドレスをちゃんとお持ちです)
内容からしてメールの送り主は、男性宛に送っているわけで、
と、いうことは、もしかして、これがウワサの
デート詐欺!?
開いたのが私なので、思わず
「な~に、いってんだか。おばさん誘ってどーすんの?」
とケラケラ笑ってしまいましたが、こういうのを男性が見たら、ドキっとしてしまうものなのでしょうか。
(出勤前のでんかに読んで聞かせてあげたら、呆れていましたが...)
それとも、奥さんが見たら
「あなた!これはいったい何!?」
と修羅場になるとか...。
(ワイドショーの見過ぎですって?)
送信時刻は朝6:35。
ネット業界には、こういったメールを送るお仕事(仕事というのか...?)もあるそうですが、朝早くから、ご苦労なことです。

なんて、感心していないで...
ここで気になったのが
<あなたのプロフィールを見たところお近くにお住まいのようでしたし>
という文。
内容からして男性宛に送っているわけですし、「お住まい」ということは、住所も知っているということ?
コレって明らかに情報流出でしょう。
出所は不明ですが、個人情報なんて、保護法案が出来ようが何しようが、既に世間を飛び交っているのだということを実感しました。
ネット生活も10年近くになりますが、こんなメールが届いたのは初めてです。
ある意味、貴重な経験になりました。

追記)
この記事を公開したら、すぐにトラックバックがあって、そこからイロイロたどっていったら、
どうやら「理沙さん」今、時の人らしいです。
流行には疎い方なのですが、なんだか今回は流行りに乗れたみたいで、妙に嬉しかったデス(?)。
(おいおい)

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外国為替豆知識

2004-12-27 18:43:44 | ひでんかの「ちょっとした事件」
041227コレ、なんだかお解りになりますでしょうか?
カナダのとある銀行の銀行為替です。
私も最初に見たときは、なんだか判りませんでした。

カナダのお姉さんに頼まれた品物を日本で購入した時の代金として、エアメールで送られてきました。
事前に「振り込み手数料が高いので、書留で送りました」とメールが来ていたので、日本の郵便為替のようなものだと思っていたら、いやはやトンでもないものでした。

一昨日届いたので、金融機関が営業日の今日、日本円に換えることにしました。
午前中に別の用事があって郵便局に行ったので、そこの窓口で聞いてみました。
「あのぉ~、海外から送られてきた為替なんですが、郵便局で換えられますか?」
すると窓口のお兄さんが、奥から資料を引っ張り出してきてくれました。
「この写真のような国際郵便為替でしたら郵便局で換金できますが、それ以外だとダメです。」
送られてきた物は、どうも資料の物とは違うようなので、これはやはり銀行でないとダメなようです。
家に帰ってから、私のメインバンクであるUFJ銀行に電話をしてみました。
コールセンターに繋がり、電話に出た女性に要件を伝えたら、
「少々お待ちください」の後
「担当の部署に回します」。
そこで電話に出た男性が言うには
「まず現物を見せて頂かないと...」
とのこと。
「銀行は○○○○です。」
(いくら英語が×でも、相手の銀行名は判別できました)
「そちらでしたら、大丈夫だと思います。ところでお客様は当行に口座をお持ちですか?」
「ハイ、△△支店ですが」
「それでしたら、そちらの支店に、それと通帳をお持ちになってください。
あと、手数料が2,600円かかりまして、そちらは口座から落とすか、現金で払っていただくことになります。」
「はぁ...」

手数料の額に、ちょっと驚いたので、ネットで他も調べてみました。
そうしたら、
こういった物を扱っているのは、都市銀行の一部に限られていること。
その銀行に口座を持っていないと扱ってくれないこと。
手数料は、銀行によってまちまちなこと。
等が判りました。
ちなみに、UFJは手数料が安い方だったので(これでも!)地元の支店に持っていきました。

支店で、どこの窓口なのかが判らなかったので「その他」というところの番号札を取りました。
さすがに年末最終週です。
窓口は5人待ちでしたが、ATMは長蛇の列。
ここで10分ほど待ちました。
やっと番号が呼ばれて窓口に行ったら、ここでも
「あ、これでしたら、こちらへ」
と隣へ移されて、また奥から別の男性が出てきました。
「これを日本円に換えたいのですが...」
「ええっと、これは海外旅行か何かで手に入れられたのですか?」
「いえ、海外の親戚から日本で購入した商品の代金として送られてきた物です。」
「ちょっとお待ちください。為替の方と確認を取りますから」
「さきほど電話で先方の銀行名も言って、確認は取ったのですが...」
「そうですか。でも念のためにもう一度確認しますので。」
そう言って、証書のコピーを取って、本店(?たぶん)にFaxしました。
「確認が取れましたらお呼びしますので、後ろでお待ちください。」
「はい」
・・・・・さあ、ここからが長かったです!
口座の新規開設も解約も、家のローンの申し込みの時も、こんなに待ったことはなかったです。
(たぶん、銀行でこんな待たされたのは生まれて初めてです。)
途中、係の人も気になったらしく
「ふだんは、もう少し早く返事が来るんですけど...」
と声をかけてくれました。
更に待って、やっと
お待たせしました
本店の方でも、あまり見かけない物だったらしくて、どうやって入手したかとか聞かれて、確認にも手間取ったようです。」
そこからやっと、必要書類に記入して、手数料を支払いました。(この領収書も欲しいと言ったら、「後ほど郵送で」と言われてしまいました。)
これで、やっと手続き終了です。
「だいたい1ヶ月くらい後に、こちらの口座に入金されると思います。」
そんなにかかるんですか?
思わず口から出てしまいました。
「早ければ1週間くらいですが、年末年始が入ってしまいますので」
「はぁ.....」

ここで、銀行の人から聞いた話をまとめると、
どうやらこれは「銀行為替」と書いてあっても(コレはちゃんと漢字で書いてありました)、実質は「小切手」のようなものなので、この証書を一度、振り出し元の銀行に送って、決済した時点で入金されてくるもの
らしいです。
(な~んだ、せっかくカナダからエアメールで来たのに、またカナダまで送り返されるのね。)

そんな説明を聞いて、
再度カナダへ渡る郵便代や、私一人を相手にした時間や、本店とやりとりしたコピー・FAX・電話代などなどを考えたら、あの手数料の額は仕方ないかと納得しつつも、明日の講習会の準備がまだ終わっていない今日、銀行で過ごした時間(1時間強!)は、なんとも.....。

今回の件で、ちょこっと「外国為替の豆知識」(豆は豆でも"小豆"くらい?)を勉強したカンジですが、
外国為替や外国とのお金のやりとりについて、もっと勉強しなくっちゃ!!

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