開票速報

昨夜の開票速報。
昔は「開票速報」なんていう番組が始まっても、数字が出てくるまでには暫く時間がかかって、ましてや、当確や当選なんていうのも、よっぽど”圧勝”した人にしか打たれませんでした。
それが、今は、どの局も番組が始まった瞬間には、もう「自民３００議席」とかタイトルは付いているし、当確もすぐに速報されます。
確か、投票締め切りが午後８時で、開票速報の番組が始まるのが、やはり午後８時。
そもそも開票作業というのは、投票所でやるのではなくて、どこかへ投票箱を運んで、そこで一斉に作業するのだと思うのですが．．．。
投票所の隣の部屋が開票場所、というところならともかく、投票箱がまだ運ばれている途中にもかかわらず、当確が判ってしまうのって．．．なんだか妙なカンジです。
これは、たぶん、テレビ局がそれぞれ行う「出口調査」のおかげなのでしょう。
でも、出口調査で、みんなが本当のことを答えなかったら、どうなるのでしょう．．．？
「自民３００議席」とか銘打って番組がスタートして、実際の得票数字が選管から発表になったら、全然違う数字だった！．．．って。
ちょっと面白いかも．．．．．とか考えちゃいました。
でも、まじめな日本人が、みんな揃ってそんな行動をとることは、ちょっと考えられないし、よっぽど与野党の勢力が均衡した選挙で無い限り、これからも選挙の度に、こんな開票速報番組が繰り返されるのでしょうね。
昔「もっと早く判らないの？」とジリジリしていた頃が、ちょっと懐かしくなりました。