工場内は撮影禁止ということで、ここまで
製鉄所見学に行って来ました。
(モチロン、初見学最初で最後?)
集合場所から現地へ向かうバスの中で、ガイダンスのビデオを見て、製鉄所に着いてからも、エライ人のご挨拶、会社の事業説明等を聞いてから、いよいよ見学へ出発です。
(作業着(上着)、ヘルメット、軍手を着用して、説明用のイヤホンセットも各自配られます)
敷地内はとてつもなく広いので、バスでの移動。
原材料の荷揚げ、保管場所、溶鉱炉等は車窓からの見学になります。
溶鉱炉は近くで見るとさすがに大きいです!
オレンジ色に溶けた鉄が運搬用のポットに流れ出る様子も見ることができました。
徒歩での見学は圧延工場です。
長いローラーの上を、オレンジ色の四角い板(スラブというそうです)が流れてきて、圧延機の中を何回か行きつ戻りつする間に薄く延ばされていきます。
(離れた場所から見ていても、熱が伝わってきます)
延ばしながら、表面に浮いたサビを勢いよく水で洗い流すのですが、熱いモノに水をかければ当然、ものすごい水蒸気が立ち上ります。
「本日の見学のメインイベントです」
と説明の方が仰っていましたけれど、まさにその通り!!
(写真でお見せできないのが残念デス)
圧延工場を出た後は、完成品の保管場所や出荷積み込みの様子を、バスの車窓から見学しました。
資料室で見た、日本の製鉄の歴史・製鉄所の歩みを読むうちに、ある種の感慨がわいてきました。
ビルも橋も全てここから
1時間半ほどの見学会でしたが、日本の産業の根底をナマで見ることができて、とても良い機会になりました。