↑ と書くと、真っ先に浮かぶのは、子供の学校の先生でしょう。
でも、今回、呼び出されたのはワタシです。
数日前、突然、高校時代の恩師からお電話がありました。
「ひでんかさ~ん、お久しぶり、元気?」
高校時代の社会科担当のO先生は、御年83歳になられます。
担任でも無く、ただの教科担当の先生でしたが、在学中から休講時間(ウチの学校は高校なのに、なぜだか毎日のように休講がありました)に社会科準備室に行くと、お茶とお菓子を出してくださり、自作の小説を披露(ムリヤリ読まされるとも言う?)くださいました。
卒業してからも、何年かに一度会ったり、今でもおつきあいさせていただいています。
いつも「突然電話」の先生ですが、この日の電話で
「ボクさぁ~、ちょっとやっかいな病気になっちゃってね~。
もっとも病気は軽くて食べることも普通に出来るし、碁も打ってるんだけど(囲碁の名人です)、
まいっちゃってさ~~。それで急に君に会いたくなっちゃったんだけど、今日はヒマじゃない?」
恩師から直々にお電話をいただき、
「会いたくなっちゃった」
などと言われれば「生徒冥利に尽きる」(ちょっと違う?)というもの!
しかし、その日は予定があって出られません。
(そうそう、縄ないの真っ最中でした)
そこで、今日のランチのお約束をしました。
「ホントに来てくれる?嬉しいなぁ~」
と、続けて
「N先生とも全然会ってないんだよね~」
と仰います。
(N先生もお世話になった恩師の一人です。
やはり担任では無く、こちらの先生は授業もほとんど受けたことがありません。
でも、いまだにおつきあいがあります。
O先生とは、同僚と言うよりも「囲碁仲間」?)
そんな風に呟かれては...。
さっそくN先生にもお電話して、急遽お出ましいただくことにしました。
O先生の最寄りの駅で待ち合わせして、ランチをすることに。
O先生より、少し若いN先生は今年「喜寿」を迎えられたそうです。
(とても、そんなお歳には見えません!)
O先生もお電話の声がちょっと弱々しかったので心配したのですが、杖をついてはいらっしゃいますが、見た目はお元気。
でも、耳が遠くなったということで、「筆談」も交えながら、在学時代の話から、それぞれの先生の子供の頃の話まで、楽しいひとときを過ごすことが出来ました。
N先生曰く、
「ボクはさぁ、変わった生徒しか記憶に無いんだよね~~~」
(というのは、褒め言葉なのでしょうか...)
当時の同僚の先生方が亡くなった話も出ましたが、両先生ともお元気で、また近いうちにお会いしたいです。
(え?次はカラオケ?!?)