朝のニュース速報で流れた、中村勘三郎さん死去のニュース。
ガンを煩っていらっしゃることを公表されたことは知っていても、つい最近までテレビその他でお見かけしていたような気がしていたので、今朝方の速報には本当に驚かされました。
かなり以前のことになりますが、お友達に誘われた歌舞伎座で、まだ「勘九郎」だった勘三郎さんと、ご子息(たぶん、まだ小学校低学年)の「鏡獅子」を見たのが、最初で最後のナマの勘三郎さんの舞台でした。
このときに誘ってくださったのが同じ歳のお友達。
親や子供もほぼ同じような年代です。
「またいつか、余裕が出来たら、ゆっくり勘九郎さんの舞台を見に行きましょうね!」
と話していたのに、なかなか「余裕」は出来ません。
でも、勘三郎さんの舞台は、まだまだ見る機会があると思っていたのに...。
「早すぎる」
という言葉はよく聞きますが、その言葉を実感した悲しいお知らせでした。