〈グルメ〉
クーポンサーフィンシリーズ。
担々麺がウリという、仙台市役所の少し北にある店。『うさぎのモチつき・天秤房』という長い店名だ。
夜の部の開店間もない頃に行ったら、カウンターに女性客が1人。
板野友美と佐藤唯を足して2で割ったような顔で、英さん。は、割とタイプ。
クーポンを見て来たのだが、と言ったら、その娘が間髪を入れず「ここの担々麺、おいしいですよぉ~」ときた。
なかなか気さくで、店員かと思ったら、常連客らしい。
それをきっかけに、いろいろ話をした。
店主は、ぼんやりと月を眺めるのが好きで、この店は以前「月のうさぎ」と言ったそうだ。
一時閉店し、再開の時に「月」の字は使わない方がいいと言われたので、月の好きな店主は、月を暗示する「うさぎのモチつき」としたとのこと。
さらに、新たに店主の好きだった「担々麺」もメニューに加え、これをメインにしようと思った。
本場の「担々麺」は「天秤棒」に担いで売っているそうで、だから「担々麺」と言うそうな。
これもズバリ「担々麺」と出さないで「天秤棒→天秤房」としたそうな。
味の方だが、辛い担々麺のイメージとは大分違うまろやかな味で、細麺に実によく絡む。
ナイスハーモニーだ。
チンゲン菜2枚の緑は、ビジュアル的にも美しく、食欲をそそる。
クーポンのサービスは、写真の揚げギョウザ。
こちらもナイスで、ビールが欲しくなった。
そういえば店主は、あの手塚治虫の名作「W3(ワンダースリー)」に出て来る「ノッコ(馬場先生)」に似ている。
その目で見ると、カウンターにいた気さくな可愛い娘は「ボッコ」のイメージだ。
しばらく3人で話をしたが、してみると私は「プッコ」か。
この店は「ボッコ」「プッコ」「ノッコ」が奇しくも集まった「W3」の世界。
そして、まさしくアウターゾーンだったのかもしれない。
秋の雨の夜の物語・・・
「W3」の画像は、Wikipediaより引用。
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