僕は、10年前ぐらいから「影山ヒロノブ」が好きでした。
佐世保の「影山ヒロノブ」ワンマン・ライブにも行った事があります。
でも、「影山ヒロノブ」率いる「JAMプロジェクト」は、然程、興味も
沸かなく、ここ数ヶ月ぐらいのニワカファンですが、今回のライブを
体感した事で、滅茶苦茶ファンになりました。
今回、日曜日の、ZEPP福岡公演に行きましたが、午前中は参議院選挙に
行き、店の営業を14:30までして、バタバタして会場に着くころには、
開場時間で観客がゾロゾロと入場していました。
グッズ売り場で、DVDと、パンフレットを購入し、COZYさんを探しま
したが、あまりに人が多すぎて、電話をしても出られなかったので、半ば諦
めていたら、無事COZYさんと会う事が出来、入場しました。
キャパ数を上回っていると思われる、都会の満員電車並の密集度でした。
運が悪く、僕の前が女性で、後々、この女性に触れないように周囲から
押されても、足を踏ん張り耐え続けたので、もの凄い疲労になるのですが・・・。
でも、当日券も販売していましたので、身動き出来なくパンパンに入場させても
詰め込む気だったのでしょう。
もう、今の「JAMプロジェクト」にZEPP福岡は開場が小さすぎます。
今まで「イングヴェイ・マルムスティーン」や「ミズター・ビッグ」や
「ホワイト・スネイク」でZEPP福岡は体感していますが、今回ほど人が
満杯のライブは初めてです。雨が降った事もあり、場内湿度が高く、室温も
高く、匂いも充満していました。
海外のバンドは、20~60分遅れのスタートなんて当たり前ですが、さすが
日本のバンドは時間に正確です。1分遅れでスタートしました。
巨大スクリーンにメンバーが映し出される度に、大歓声が沸き起こりました。
ここ数年の「JAMプロジェクト」作品は、よりヘヴィメタル寄りになって
きていますが、生バンドで聴く「JAMプロジェクト」は、メチャクチャ
ヘヴィメタルです。アグレッシブな演奏に、ボーカルが5人いる分、
普通のヘヴィメタルよりサビのボーカルが分厚く圧倒される迫力でした。
観客のノリはヘヴィメタル系とは異なり、多くの観客がネオンライトを
振っていて、狭いなりに、ジャンプしたりノリノリでした。でも、遠藤が
時折、メロイックサインをするので、観客にもメロイックサインをしてい
る人がチラホラいましたが、「ロニー・ジェームズ・ディオ」を知らない
人達もやっているんだろうな~・・・・と、思いながら見てました。
途中、「JAMプロジェクト」の5人だけの演奏でのアコースティック
があったり、アカペラがあったり、10年間を振り返る映像があったり、
楽しいMCがあったりで、バラエティ豊かで楽しい3時間半全25曲の
ライブでした。影山や遠藤はもちろん、福山芳樹の伸びやかで強烈な
歌声は圧巻でした。
絶叫歌が多い「JAMプロジェクト」はやっぱり凄いです。素人の僕なら
2,3曲で喉をつぶしそうな歌を、3時間半やり、まだまだツアーは続き
海外ツアーもやるんだから、ツワモノ集団ですね。
ライブ後は、夜風に当たりながら、唐人町駅を目指し、途中ラーメン屋に
立ち寄り、チャーシュー麺&替玉5玉したのに550円という激安の店で
最後にこんな嬉しい得した気分になれました。
唐津駅につき、余韻に浸りながら、コーラ500ML,とアクエリアス
500MLを一気飲みし、なんとか興奮感が落ち着きました。
ライブ会場が結構、ギュウギュウ詰めだったので、相当な疲労感ですぐ
寝れると思っていましたが、帰宅し、冷水シャワーを浴び、ますます目
がさえ、結局2009年の「JAMプロジェクト」のライブDVDを
見ていたら朝になってしましました。
DVDで見るライブは、快適な室温で、横になりリラクスして見れる
利点はありますが、あの熱気やライブ感は、生で体感しないと、
どんなに音響や画面にこだわっても、あのライブは体感出来ません。