初日の4月7日は仕事が終わってからの18時過ぎの出発となりました。平日のこの時間帯、品川から北上して都心を抜けるのにけっこうな時間がかかってしまいました。この日はできるだけ北へ走って、どこかでお風呂に入って、あとは寝るだけです。お風呂はいくつかの候補の中からGoogleの評価が高かった埼玉県久喜市にある「天然温泉森のせせらぎなごみ」というところを選択。そしてこの日の宿泊地はそこから北へ30分ほど走ったところ、茨城県古河市にある道の駅「まくらがの里こが」にしました。この道の駅はとにかく駐車場が広大で、普通車と大型車の駐車スペースが完全に分かれています。トイレから離れることを厭わないのであれば静かなところを選択するのですが、やはり利便性を考えるとトイレに近い所になってしまいます。でもそのトイレは駐車できる車の台数からすると小さすぎるという印象でした。
2日目。前日の温泉で購入したトマトが朝ご飯代わりです。
この日は全く行き先を考えていなかったのでひとまず宇都宮を目指して国道4号線を北上しました。宇都宮で餃子を食べ、さらに北に向かって走っていると奥さんが「このあたりは蔵のような建物のある家が多い」と言うので気を付けてみていると確かにその通りで、その蔵が漆喰の壁でなくて緑がかった石でできていることに気がつき「そういえば大谷石の産地は栃木県だった。もしかするとあの地下神殿のような採石場跡はこの近くかもしれない」と思ってググってみるとドンピシャでした。少しだけ戻ることになったけど20分ほどで大谷資料館に到着です。奥さんの気づきは大ヒットでした。
最初に展示室で大谷石のことや採石の歴史について情報をインプットした後、地下への階段を降りていきます。
地下へ降りるとまさに石の神殿が広がっていました。
さまざまなドラマや映画のロケで使われたり、演奏の舞台やアート作品の展示場としても活用されているようです。
ここは「地下迷宮の秘密を探る旅〜大谷石文化が息づくまち宇都宮〜」として認定された日本遺産を構成する文化財ですが、あくまで採石事業を行っていた民間企業が運営する資料館です。一般客に公開したり、ロケなどで利用してもらうというのは、採石場跡地に付加価値をつけてビジネスの一環として活用しているように感じましたが、それにしても地上とは一線を画す神秘的な大空間でした。そしてその地上に出ると周囲の桜はみな満開でした。
さて、次はどこに行こうかと考えて決めたのが、1時間ほど東へ走った茨城県の市貝町にある芝ざくら公園。ネットで調べると芝ざくらが満開とある。行ってみると確かに満開だけど、真ん中の一番広いところがまだら模様で花で埋め尽くされていない。近くに寄ってみると花の株を押しのけてスギナが生えていました。これは残念でした。
本日の予定はこれにて終了。ひとまず北上を続けて那須の「源泉那須山」というところで温泉に入り、食事もそこで済ませました。この日のうちに東北に入る予定でしたが、いまだ北関東を抜け出せていない状況です。
ここを出たのが21時半頃。この日の宿泊地は福島県に入ったところ、南会津郡にある「道の駅しもごう」です。芝ざくらを見ているあたりから気温が急激に下がって風が強くなり、寒くなってきたなと感じていたのですが、その後も気温が下がり続けました。道の駅までは白河市から西へ向かって峠を越えるのですが、途中で雪が降りだし、しまいには吹雪状態になりました。なんとか無事に道の駅に辿り着いたものの、このまま朝まで吹雪かれるとまずいなあと不安な気持ちで夜を過ごすことになりました。
(3日目に続く)
2日目。前日の温泉で購入したトマトが朝ご飯代わりです。
この日は全く行き先を考えていなかったのでひとまず宇都宮を目指して国道4号線を北上しました。宇都宮で餃子を食べ、さらに北に向かって走っていると奥さんが「このあたりは蔵のような建物のある家が多い」と言うので気を付けてみていると確かにその通りで、その蔵が漆喰の壁でなくて緑がかった石でできていることに気がつき「そういえば大谷石の産地は栃木県だった。もしかするとあの地下神殿のような採石場跡はこの近くかもしれない」と思ってググってみるとドンピシャでした。少しだけ戻ることになったけど20分ほどで大谷資料館に到着です。奥さんの気づきは大ヒットでした。
最初に展示室で大谷石のことや採石の歴史について情報をインプットした後、地下への階段を降りていきます。
地下へ降りるとまさに石の神殿が広がっていました。
さまざまなドラマや映画のロケで使われたり、演奏の舞台やアート作品の展示場としても活用されているようです。
ここは「地下迷宮の秘密を探る旅〜大谷石文化が息づくまち宇都宮〜」として認定された日本遺産を構成する文化財ですが、あくまで採石事業を行っていた民間企業が運営する資料館です。一般客に公開したり、ロケなどで利用してもらうというのは、採石場跡地に付加価値をつけてビジネスの一環として活用しているように感じましたが、それにしても地上とは一線を画す神秘的な大空間でした。そしてその地上に出ると周囲の桜はみな満開でした。
さて、次はどこに行こうかと考えて決めたのが、1時間ほど東へ走った茨城県の市貝町にある芝ざくら公園。ネットで調べると芝ざくらが満開とある。行ってみると確かに満開だけど、真ん中の一番広いところがまだら模様で花で埋め尽くされていない。近くに寄ってみると花の株を押しのけてスギナが生えていました。これは残念でした。
本日の予定はこれにて終了。ひとまず北上を続けて那須の「源泉那須山」というところで温泉に入り、食事もそこで済ませました。この日のうちに東北に入る予定でしたが、いまだ北関東を抜け出せていない状況です。
ここを出たのが21時半頃。この日の宿泊地は福島県に入ったところ、南会津郡にある「道の駅しもごう」です。芝ざくらを見ているあたりから気温が急激に下がって風が強くなり、寒くなってきたなと感じていたのですが、その後も気温が下がり続けました。道の駅までは白河市から西へ向かって峠を越えるのですが、途中で雪が降りだし、しまいには吹雪状態になりました。なんとか無事に道の駅に辿り着いたものの、このまま朝まで吹雪かれるとまずいなあと不安な気持ちで夜を過ごすことになりました。
(3日目に続く)