2020年2月7~9日、3月で期限切れとなるe-JALポイントで往復の航空券を手配して2泊3日の鹿児島旅行に行ってきました。レンタカーで鹿児島の各地を周遊してきたので報告します。
旅の初日、大阪空港を7時5分に飛び立ち、鹿児島空港に8時半頃に到着。レンタカーで最初に向かったのが知覧です。空港近くから九州自動車道に乗り、そのまま指宿スカイラインを走ります。途中、錫山展望台や須々原展望台に立って錦江湾を眺めたものの、霞がかって残念ながらあまりいい眺めではありませんでした。
錫山展望台から。右側に桜島がかすかに見えます。
須々原展望台から。ここでは左側に桜島。やはりかすんでいます。
川辺ICから国道255号線に入り、途中「道の駅川辺やすらぎの郷」でトイレ休憩。その後、知覧までは10分。ここまで渋滞もなく、快適なドライブでした。
知覧に来た目的はもちろんここ、知覧特攻平和会館です。これまでに靖国神社の遊就館、ひめゆりの塔、呉の大和ミュージアムなどを観てきましたが、どこも涙腺決壊寸前。ここもそうなるんだろうなあ、と思いながらも機会があれば訪ねたいと思っていました。
入口の手前に植えられた桜の木。なんと、八尾市立大正中学校とある。
富田林に引っ越していなければ子どもたちが通っていたはずの中学校です。修学旅行で来たのかな。
本土決戦を覚悟せざるを得ない戦局にあって、最終防衛ラインとなった沖縄を守るための作戦として1945年3月26日から始まった航空特攻作戦。全特攻戦死者1, 036名のうち、約半数にあたる439名が知覧基地から出撃しました。ここには一番若い17歳の飛行士を含む全特攻隊員の遺影、遺品が展示されています。展示を見学しようとした矢先、視聴覚室で映画が上映されるとのアナウンスがあったので先に観ることにしました。30分後、皆が泣いていました。
館内で撮影できるのはこれだけです。
そもそも遺影や遺品を写真に収めようという気持ちにはなれなかったです。
館外に復元保存される三角兵舎。
出撃前、最後の夜を過ごす兵舎です。映画を見たからか、兵士たちの生々しい映像が頭に浮かんできます。
時間が許せば展示された遺書をひとつひとつ読みたかったのですが、残念ながらあとの予定も大事なので、2時間ほどの見学を終えて館をあとにしました。時刻は13時過ぎ。ランチは枕崎でカツオを食べようと思っていくつかお店をピックアップしていたのですが、どこも13時半や14時までにランチ終了で閉店となることがわかり、先を急ぐことにしました。
急いでいたので写真を撮りませんでしたが、枕崎に向かう途中の一面に広がる茶畑の景色は忘れることはないと思います。ここがお茶の名産地とは知らなかった。奥さん曰く「知覧茶は有名やで」と。知覧出身のご近所さんにお土産をもらったことがあるそうです。へえ、あの人は知覧の人やったんや。
ランチのお店に決めたのがここ「魚処まんぼう」。ラストオーダー2分前に到着。私は枕崎かつお三昧定食1,437円、奥さんが極上海鮮丼1,437円、いずれも税別です。奥さんは「これまで食べた海鮮丼の中で一番おいしい」と。三昧定食もかつおの刺身が美味かった。たたきは年末に行った高知に軍配を上げたいけど、それでも東京や大阪の居酒屋で食べるのとはわけが違いました。枕崎はかつおを食べるためだけに寄ったのですが、来たかいがありました。
この日の宿泊は指宿温泉。枕崎から指宿へは海岸沿いに一直線。薩摩半島南端の雄大な景色を楽しみながらの快適なドライブとなりました。
番所鼻公園です。開聞岳が美しい。
瀬平公園は絶景ポイントです。
少し内陸に入って池田湖へ。ここはカルデラ湖で、九州最大の湖です。
こちらからの開聞岳も美しい。
イッシーで有名になったのは1978年で、なんと40年以上前のこと。いまだにこんな像が。
若い人は知らないだろうなあ。
その正体はどうやらこの湖に育つ大ウナギがさらに大きくなったものらしい。
この日の最後は薩摩半島最南端の長崎鼻灯台。
すでに17時を過ぎて間もなく夕暮れ。
ホテルでのドリンクとおやつを調達するために立ち寄ったコンビニ。
へえ、そうやったんや。
以上でこの日の観光は終了ですが、ホテルにチェックインする前にこの日のメインイベント、指宿名物の砂蒸し風呂に入ろうと「砂むし会館 砂楽」へ行きました。砂蒸し風呂は10分も埋まっていると体がポカポカしてきます。18時を過ぎて夕陽に代わって綺麗なお月様が出ました。
砂に埋もれて眺めるお月さん。
10分をめどに出るように言われていたのに20分くらい埋まっていました。意外にも砂が重い。そしてポカポカと暖かいと思っていた感覚が10分ほどすると熱くなってきて、さらに火傷しそうな感覚になってきたので出ることにしました。温泉で砂と汗を流してさっぱりして車に戻りました。
ホテルは食事なしの素泊りにしたのでどこかで夕食をとってからチェックインです。指宿は小さな街で食事処はそんなにたくさんないようです。人気の店を検索して行ってみたのですが予約でいっぱい。次の候補に電話してみると、並んでくださいとのこと。3番目のお店に電話すると二人なら入れるというのですぐに向かいました。
それがこのお店「長寿庵」です。
注文したのは黒豚しゃぶしゃぶと串焼きを何本か。
黒豚を口に入れた瞬間、「おいしい! 違う!」と思わず叫んでしまいました。いつも食べている豚しゃぶと全く違う香ばしい美味しさ。
黒豚しゃぶしゃぶは一人前2,700円。豚はバラとロースでその量が東京や大阪で食べる倍くらいある。締めのうどんもついているので、これで満腹になります。それと、そばつゆで食べる豚しゃぶはメチャメチャうまかった。追加で注文した串焼きも美味しかったのですが、なくても十分でした。大満足の長寿庵。1軒目、2軒目がいっぱいでよかった。このお店はおすすめです。
食事を終えてお店を出たのが21時頃だったかな。いよいよホテルに向かいます。ホテルは「指宿ロイヤルホテル」。オーシャンビューの部屋で露天風呂からの眺めも最高なハズなのにすでに真っ暗闇。でも、お風呂はいいお湯でした。翌朝も6時に起きてお風呂に入りました。素泊まりでふたり18,700円のところ、1,000円分のクーポンと6,000円分のポイントを使ったので結局11,700円。それに2,000円分のお土産クーポンがついていたので本当にお得でした。
翌朝の日の出前。部屋からの眺めです。
7時過ぎに出発。丁寧なお見送り、ありがとうございました。
旅の初日、大阪空港を7時5分に飛び立ち、鹿児島空港に8時半頃に到着。レンタカーで最初に向かったのが知覧です。空港近くから九州自動車道に乗り、そのまま指宿スカイラインを走ります。途中、錫山展望台や須々原展望台に立って錦江湾を眺めたものの、霞がかって残念ながらあまりいい眺めではありませんでした。
錫山展望台から。右側に桜島がかすかに見えます。
須々原展望台から。ここでは左側に桜島。やはりかすんでいます。
川辺ICから国道255号線に入り、途中「道の駅川辺やすらぎの郷」でトイレ休憩。その後、知覧までは10分。ここまで渋滞もなく、快適なドライブでした。
知覧に来た目的はもちろんここ、知覧特攻平和会館です。これまでに靖国神社の遊就館、ひめゆりの塔、呉の大和ミュージアムなどを観てきましたが、どこも涙腺決壊寸前。ここもそうなるんだろうなあ、と思いながらも機会があれば訪ねたいと思っていました。
入口の手前に植えられた桜の木。なんと、八尾市立大正中学校とある。
富田林に引っ越していなければ子どもたちが通っていたはずの中学校です。修学旅行で来たのかな。
本土決戦を覚悟せざるを得ない戦局にあって、最終防衛ラインとなった沖縄を守るための作戦として1945年3月26日から始まった航空特攻作戦。全特攻戦死者1, 036名のうち、約半数にあたる439名が知覧基地から出撃しました。ここには一番若い17歳の飛行士を含む全特攻隊員の遺影、遺品が展示されています。展示を見学しようとした矢先、視聴覚室で映画が上映されるとのアナウンスがあったので先に観ることにしました。30分後、皆が泣いていました。
館内で撮影できるのはこれだけです。
そもそも遺影や遺品を写真に収めようという気持ちにはなれなかったです。
館外に復元保存される三角兵舎。
出撃前、最後の夜を過ごす兵舎です。映画を見たからか、兵士たちの生々しい映像が頭に浮かんできます。
時間が許せば展示された遺書をひとつひとつ読みたかったのですが、残念ながらあとの予定も大事なので、2時間ほどの見学を終えて館をあとにしました。時刻は13時過ぎ。ランチは枕崎でカツオを食べようと思っていくつかお店をピックアップしていたのですが、どこも13時半や14時までにランチ終了で閉店となることがわかり、先を急ぐことにしました。
急いでいたので写真を撮りませんでしたが、枕崎に向かう途中の一面に広がる茶畑の景色は忘れることはないと思います。ここがお茶の名産地とは知らなかった。奥さん曰く「知覧茶は有名やで」と。知覧出身のご近所さんにお土産をもらったことがあるそうです。へえ、あの人は知覧の人やったんや。
ランチのお店に決めたのがここ「魚処まんぼう」。ラストオーダー2分前に到着。私は枕崎かつお三昧定食1,437円、奥さんが極上海鮮丼1,437円、いずれも税別です。奥さんは「これまで食べた海鮮丼の中で一番おいしい」と。三昧定食もかつおの刺身が美味かった。たたきは年末に行った高知に軍配を上げたいけど、それでも東京や大阪の居酒屋で食べるのとはわけが違いました。枕崎はかつおを食べるためだけに寄ったのですが、来たかいがありました。
この日の宿泊は指宿温泉。枕崎から指宿へは海岸沿いに一直線。薩摩半島南端の雄大な景色を楽しみながらの快適なドライブとなりました。
番所鼻公園です。開聞岳が美しい。
瀬平公園は絶景ポイントです。
少し内陸に入って池田湖へ。ここはカルデラ湖で、九州最大の湖です。
こちらからの開聞岳も美しい。
イッシーで有名になったのは1978年で、なんと40年以上前のこと。いまだにこんな像が。
若い人は知らないだろうなあ。
その正体はどうやらこの湖に育つ大ウナギがさらに大きくなったものらしい。
この日の最後は薩摩半島最南端の長崎鼻灯台。
すでに17時を過ぎて間もなく夕暮れ。
ホテルでのドリンクとおやつを調達するために立ち寄ったコンビニ。
へえ、そうやったんや。
以上でこの日の観光は終了ですが、ホテルにチェックインする前にこの日のメインイベント、指宿名物の砂蒸し風呂に入ろうと「砂むし会館 砂楽」へ行きました。砂蒸し風呂は10分も埋まっていると体がポカポカしてきます。18時を過ぎて夕陽に代わって綺麗なお月様が出ました。
砂に埋もれて眺めるお月さん。
10分をめどに出るように言われていたのに20分くらい埋まっていました。意外にも砂が重い。そしてポカポカと暖かいと思っていた感覚が10分ほどすると熱くなってきて、さらに火傷しそうな感覚になってきたので出ることにしました。温泉で砂と汗を流してさっぱりして車に戻りました。
ホテルは食事なしの素泊りにしたのでどこかで夕食をとってからチェックインです。指宿は小さな街で食事処はそんなにたくさんないようです。人気の店を検索して行ってみたのですが予約でいっぱい。次の候補に電話してみると、並んでくださいとのこと。3番目のお店に電話すると二人なら入れるというのですぐに向かいました。
それがこのお店「長寿庵」です。
注文したのは黒豚しゃぶしゃぶと串焼きを何本か。
黒豚を口に入れた瞬間、「おいしい! 違う!」と思わず叫んでしまいました。いつも食べている豚しゃぶと全く違う香ばしい美味しさ。
黒豚しゃぶしゃぶは一人前2,700円。豚はバラとロースでその量が東京や大阪で食べる倍くらいある。締めのうどんもついているので、これで満腹になります。それと、そばつゆで食べる豚しゃぶはメチャメチャうまかった。追加で注文した串焼きも美味しかったのですが、なくても十分でした。大満足の長寿庵。1軒目、2軒目がいっぱいでよかった。このお店はおすすめです。
食事を終えてお店を出たのが21時頃だったかな。いよいよホテルに向かいます。ホテルは「指宿ロイヤルホテル」。オーシャンビューの部屋で露天風呂からの眺めも最高なハズなのにすでに真っ暗闇。でも、お風呂はいいお湯でした。翌朝も6時に起きてお風呂に入りました。素泊まりでふたり18,700円のところ、1,000円分のクーポンと6,000円分のポイントを使ったので結局11,700円。それに2,000円分のお土産クーポンがついていたので本当にお得でした。
翌朝の日の出前。部屋からの眺めです。
7時過ぎに出発。丁寧なお見送り、ありがとうございました。
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