古代日本国成立の物語

素人なりの楽しみ方、自由な発想、妄想で古代史を考えています。

車中泊の旅(出雲・大山ツアー)前編

2020年07月27日 | 旅行・車中泊
2020年7月24日~26日、4連休を利用して2泊3日で出雲方面へ車中泊ツアーに出かけました。この4連休は西日本の各地に大雨の予報が出ていました。2日前には日本海側が大雨の予報だったので出雲をあきらめて紀伊半島縦断のコースを組んだのですが、前日になると紀伊半島南部が大雨の予報で逆に出雲のあたりはそれほどひどくない予報に変わっていたので、当初予定通りに出雲へ向かうことにしました。

コロナの状況があまりよくない中での県をまたぐ移動でしたが、移動はすべてマイカーで、宿泊も車中泊であることから、他人様に迷惑をかけないよう、マスク・手洗い・うがい・ソーシャルディスタンスに十分な注意を払えば大丈夫と考えて出かけました。

いつものとおり、当日の朝に準備をしたので富田林の自宅を出発したのは11時過ぎとなりました。今回は遠くまで走るために最寄りの美原北インターからすぐに高速に乗りました。途中の行程は臨機応変に行くとして、この日に目指したのは島根半島の東端の美保関です。ずっと雨が降っていましたが、中国自動車道から米子自動車道に入って中国山地を越えた途端に雨がやみました。蒜山高原SAで休憩をとって、次の蒜山インターで高速を降りて蒜山高原から大山を経由して美保関へ向かうか、それとも美保関まで直行するか。雨はほぼ止んでいるものの、大山を覆う黒い雲を見て美保関へ直行することにしました。大山は帰りに期待しよう。



米子インターで高速を降りてそのまま弓ヶ浜半島に入り、晩ご飯のお店を探しながら半島を突き抜け、境水道大橋を渡って島根半島へ。厚い雲に覆われて時折パラパラと雨が降ってくるものの気にするほどでもない。少し走って小さな漁港に入ってすぐに「美保神社0.1km」の標示。美保関の前に美保神社を参拝しました。







神門をくぐって拝殿を前にしたときに雲間から太陽が顔を出しました。





本殿は大社造りの左右二殿連棟の特殊な形式で「美保造」または「比翼大社造」といわれています。立派な神社です。







注連縄も立派です。美保神社の祭神は造化三神の一柱である高皇産霊尊の娘で大国主神の后である三穂津姫命とその子である事代主神(えびす様)です。奈良県の葛城には事代主神を祀る鴨都波神社があり、賀茂氏(鴨氏)が祖先神を祀ったとされています。この神は出雲の神か、それとも大和の神か。

参拝を終えて美保関へ向かいました。出雲国風土記の国引き神話に登場する場所で、この岬は能登半島から引っ張ってきた土地です。



もともと三保之碕と呼ばれていたのですが、この海域は遭難事故が多くて航海の安全祈願のためにお地蔵さんが奉納されるようになって地蔵崎と呼ばれれるようになったそうです。現代の安全祈願はこの断崖に建つ灯台です。













時刻は17時すぎ。この日は朝からドーナツ1個と蒜山高原SAで買ったクリームパンしか食べていなかったのでお腹ペコペコ。美保関へ向かう途中に奥さんが探してくれた晩ご飯のお店、境港にある「魚山亭」へ行くことにしました。18時開店のところ、17時半に到着。入口で名前を書いて車で待ちます。



このお店、夫婦ふたりが好きな番組「バナナマンのせっかくグルメ」の公式サイトで奥さんが見つけました。地元の人が美味しいという店にハズレはない、との確信で。特上魚山丼(刺身10種盛丼)をふたつ、いか姿造り、アジフライ、あら炊きの5品を注文。新鮮で美味い。しかも、税込み4,130円はメチャ安! 大正解でした。













大満足の晩ご飯となりました。次はカニの季節に来ようと思います。

さて、今晩のお風呂は皆生温泉。弓ヶ浜半島の付け根にある山陰最大級の温泉街です。途中、ワンコの散歩を兼ねて弓ヶ浜の海岸を歩きました。大山が雲に覆われています。麓には弥生時代の大集落、妻木晩田遺跡が広がっています。







選んだ日帰り温泉は温泉街のど真ん中にある「おーゆ・ランド」。皆生温泉の泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉。匂いも味もない素直なお湯。素直すぎて温泉らしくないのがちょっと物足りない。それでもゆっくりお湯に浸かって疲れを癒しました。

そしてこの日の宿泊は安来市にある「道の駅 あらエッサ」。事前の調べで裏手の駐車場が静かだとわかっていたので裏に回って車を停めました。昼間は雨のせいもあって寒いくらいだったのに、雨が上がって夜になると蒸し暑くなってきました。おまけに夜中のうちに隣に停まった車、エアコンをつけているのでしょう、エンジンをかけっぱなしでうるさくて目が覚めた。車中泊マナー違反です。駐車場の一番奥が開いていたので車を移動させることにしました。でも、端っこにきたおかげで窓を開けて寝ることができました。こんなときのためにウインドーネットを買っておいたのです。USB扇風機も役に立ちました。大正解。実は夏の車中泊は初めてだったのですが、翌日もふくめてなんとか乗り切ることができました。



そんなこんなで無事に初日が終わりました。続きはまた次回に。










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