hinajiro なんちゃって Critic

本や映画について好きなように書いています。映画についてはネタばれ大いにありですのでご注意。本は洋書が中心です。

すえは代議士の妻?それとも・・・・

2011年03月09日 | Nancy 10 読書
「Wayside School gets a little stranger」

 何度も読み返すほどクセになる本のようですね。
 二人ともしょっちゅう手にしていますよ。

「Magic Pupy : Snowy Wishes」

「マジック・パピー」シリーズの9巻です。シリーズについての詳しくは1月9日の記事をご覧ください。
 季節外れですが、クリスマスをテーマにしたエピソードでした。
 本篇は120ページくらいで、後ろにパズルやゲーム、ジョークやなぞなぞ等のページが15ページくらいついています。

「Marvin Red Post :Class President」

 マービンのクラスに大統領が訪問し、クラスのみんなは彼に質問をするのですが、マービンが用意していた質問は他の誰かに先にされてしまい・・・・
 こんな時って焦りますよね。興味があることなら次にすぐ別の質問が思いつくところですが、興味がないのに「しなきゃならない」状態の時なんて最悪です(笑)
 私はてっきり学級委員選出のエピソードなのかと思っていたのですが違いましたね。学級委員のClass President という表現はアメリカなのでしょうか、子供たちは「プレジデント」の響きにちょっと憧れているようです。こちらでは学級委員は「School Council」といいます。この選出方法がちょっと・・・・
 選出方法は立候補者を募った後に投票なのですが、これがなんとも理不尽。
 立候補しているにもかかわらず、自分には投票してはいけないので、ライバルの誰かに投票しなければならないのです。そこでかけひき?が発生します。自分と同じくらい票を集めそうな子や明らかにもっと得そうな子には当然投票しません。それであまり人気のない子に入れることにするのですが、立候補者全員がその手に出るとその不人気な子がタナボタで当選するわけです。

 Nancy は校庭で「私に入れて!」と選挙活動をしました。それどころか、一緒にやりたい男の子の名前も挙げて、そっちの分も宣伝。
 将来有望なファースト・レディですよ!
 決まった夜には、翌日校庭で人を集めて「当選スピーチ」するつもりだったようで、鏡の前で練習していました。
 なんか児童書によくでてきそうなキャラですよね(笑) 
  
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