ジェフ・ブリッジズ主演、共演にコリン・ファレル、マギー・ギレンハール(読み方これ?)のカントリー・ミュージック&恋愛映画なんて聞いてもあんまり見る気にならないよ・・・・・なんて思っていたら、良かったですねー、これ。
最近若い子にうつつを抜かしつつも、基本「おじ専」の私ですが、ジェフのような男くさい人はかなり苦手。しかもコリンファレルきらーい。でもどっちの二人もすっごく良かったんですね。
アル中で落ちぶれたミュージシャンを演じたジェフはこれで主演男優賞を獲りました。なるほど、という感じです。カントリー・ミュージックが全くわからないので、歌の上手さはわかりませんが、ステージでのパフォーマンスはきっと本物にもひけをとらない貫禄。いやー、カッコよかったです。それ以外のところも良かったけれど、全編通してほとんどが上半身裸で酒飲みながら煙草を吸っているだけです・・・・・
それにコリン。若きスターの役でしたが、いつもと違って何気に小奇麗。しかも歌がめちゃめちゃ上手いのね。最初は誰か別の人が歌っているのかとも思ったけれど、独特のアイリッシュアクセントがあちらこちらに登場。きっと歌ってると思う。ちょっとだけ見直した。ちょっとだけね。
恋愛部分はいまいち。主人公が脱アル中するきっかけになったけれど。なんとなく子供の存在が好きじゃなかったかナ。ありきたりで狙っている感じが。そもそも子供が迷子になったのは彼のせいじゃなくて、親のしつけの問題じゃないの?それを人のせいにしちゃって!とか思ってしまってねぇ・・・・
3.5 out of 5
ストーリーは特にどうってことないけれど、ジェフの演技、ジェフ&コリンのパフォーマンス、そして何より挿入されているミュージックがとっても素晴らしいですよ。