アエネアスはトリタスに声をかけた。
『おうっ、トリタス、向こうへ行こう。準備が出来たらしい。浜衆のみんなも一緒に』
『ありがとうございます。おいっ!船からまな板と包丁を持って来いよ』
彼らは昼めしの場に移動した。
『あ~あ、トリタス、そのごっつい大エビ、何んと呼べばいいのだ』
『あ~あ、これですか。これはこれで、これです。特に呼び名はありませんが』
『まあ~あ、いいか。こいつなかなか、しぶといじゃないか、まだ手足を動かしている。大ダコは大ダコで足を動かしているではないか。全くしぶといといったらしぶとい』
なんだかんだと話している間に、さばかれた食材は串刺しにされて火にあぶられていた。
『カイクス、皆に酒を注いでくれ』
皆が手にしている酒杯に酒が満たされた。
アエネアスがひと声かけた。口を杯に運び呑み始めた。各自が思い思いに塩をつけたり、振りかけたりして大エビの地中海ロブスター、大ダコのでっかい切り身を口に運んだ。
第一声がこれだった。
『お~お、こいつはうまいつ!何んとうまいのだ、これは!』
トリタス、浜衆は別にして、アエネアス以下、彼らは、異口同音にそのうまさに感嘆の声をあげた。
彼らは『旨いっ!旨いっ!』 を連発した。
昨日の投稿で、欠字をしました。深くお詫び申し上げます。
第1行目です。
『パリヌルス様この縄張りなんです?』を下記のように訂正いたします。
『パリヌルス様、この縄張りはなんです?』
山田 秀雄
『おうっ、トリタス、向こうへ行こう。準備が出来たらしい。浜衆のみんなも一緒に』
『ありがとうございます。おいっ!船からまな板と包丁を持って来いよ』
彼らは昼めしの場に移動した。
『あ~あ、トリタス、そのごっつい大エビ、何んと呼べばいいのだ』
『あ~あ、これですか。これはこれで、これです。特に呼び名はありませんが』
『まあ~あ、いいか。こいつなかなか、しぶといじゃないか、まだ手足を動かしている。大ダコは大ダコで足を動かしているではないか。全くしぶといといったらしぶとい』
なんだかんだと話している間に、さばかれた食材は串刺しにされて火にあぶられていた。
『カイクス、皆に酒を注いでくれ』
皆が手にしている酒杯に酒が満たされた。
アエネアスがひと声かけた。口を杯に運び呑み始めた。各自が思い思いに塩をつけたり、振りかけたりして大エビの地中海ロブスター、大ダコのでっかい切り身を口に運んだ。
第一声がこれだった。
『お~お、こいつはうまいつ!何んとうまいのだ、これは!』
トリタス、浜衆は別にして、アエネアス以下、彼らは、異口同音にそのうまさに感嘆の声をあげた。
彼らは『旨いっ!旨いっ!』 を連発した。
昨日の投稿で、欠字をしました。深くお詫び申し上げます。
第1行目です。
『パリヌルス様この縄張りなんです?』を下記のように訂正いたします。
『パリヌルス様、この縄張りはなんです?』
山田 秀雄