アンテウスは、でっかい草の株の除去をアバスに指示した。
『アバス、君にやってもらいたい仕事だ、頼むぞ。各隊から7人くらいづつ連れて、道の草の株を取り除いてほしい、台車を引くのに邪魔と思える、でっかいやつをだ。台車のクルマが転がりやすいように砦の浜までの道を整備してほしい。今からだと夕刻までに終わると思う。すぐ、取り掛かってほしい。この仕事が終わるまでお前の隊は俺が預かる。いいな』
『判りました』
『アミクス、リュウクス、俺たち全員で用材運搬の台車を造る仕事にかかる、台車の台数は各隊辺り、5~6台と言ったところだ。まず、これから台車用の材木を引き取りにいく。皆に集まるように言ってくれ。それから台車を造る場所だが、いま、俺たちがいるこの場所で仕事に取り掛かる。判ったか、皆が来たな、では行こう』
集まっている者たちは材木の引き取りに向かった。彼らは総がかりで太くでっかい材木を台車を造る場に引きずって運んだ。
『あ~あ、アミクス、砦から引いてきた2台の台車をここへ持ってきてくれ』
アミクスは部下数人で仕事の場に台車を運んだ。アンテウスは、台車を皆に見るように言い、口を開いた。
『お~い、皆、これを見るのだ。この台車を見本にして台車を造る。いいな。台車を造るのに、ここが聞きたいということがあったらアミクス、リュウクス、そして、この俺に遠慮せずに聞いてくれ、いいな。では、即、仕事にかかってくれ』
皆は道具を手にして、勢いよく仕事にとりかかった。
『ところで、アミクス、砦に使える台車が、まだあったか』
『え~え、まだ、5~6台、西門の広場にありましたが』
『そうか、それは助かる』
アンテウスは肯いた。
『アバス、君にやってもらいたい仕事だ、頼むぞ。各隊から7人くらいづつ連れて、道の草の株を取り除いてほしい、台車を引くのに邪魔と思える、でっかいやつをだ。台車のクルマが転がりやすいように砦の浜までの道を整備してほしい。今からだと夕刻までに終わると思う。すぐ、取り掛かってほしい。この仕事が終わるまでお前の隊は俺が預かる。いいな』
『判りました』
『アミクス、リュウクス、俺たち全員で用材運搬の台車を造る仕事にかかる、台車の台数は各隊辺り、5~6台と言ったところだ。まず、これから台車用の材木を引き取りにいく。皆に集まるように言ってくれ。それから台車を造る場所だが、いま、俺たちがいるこの場所で仕事に取り掛かる。判ったか、皆が来たな、では行こう』
集まっている者たちは材木の引き取りに向かった。彼らは総がかりで太くでっかい材木を台車を造る場に引きずって運んだ。
『あ~あ、アミクス、砦から引いてきた2台の台車をここへ持ってきてくれ』
アミクスは部下数人で仕事の場に台車を運んだ。アンテウスは、台車を皆に見るように言い、口を開いた。
『お~い、皆、これを見るのだ。この台車を見本にして台車を造る。いいな。台車を造るのに、ここが聞きたいということがあったらアミクス、リュウクス、そして、この俺に遠慮せずに聞いてくれ、いいな。では、即、仕事にかかってくれ』
皆は道具を手にして、勢いよく仕事にとりかかった。
『ところで、アミクス、砦に使える台車が、まだあったか』
『え~え、まだ、5~6台、西門の広場にありましたが』
『そうか、それは助かる』
アンテウスは肯いた。