あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

美しき蘭にも飽きた冬終り あきオジ

2011-02-27 15:32:37 | 日記
死下手とそしらば誹れ夕炬燵  一茶

(周囲の人との微妙な関係を投影した句が面白いですね。その品位というか人格的な線をときど越えているのが面白いですね。)

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金子兜太が一茶や山頭火の評伝を書いています。現代を代表する俳句作家だけあって、乱暴で独断を売りにしたものですが、これくら骨太の評論は面白いですね。
小西甚一の「俳句の世界」と対比すると面白いですね。断然金子兜太の個性がいいですね。時代がどう評価するかなど私のような素人には関係ありません。どちらが好きか嫌いか(刺激的で挑発的であるか)だけですね。


雛人形不安もまじる顔を見せ  あきオジ

2011-02-27 15:27:21 | 日記
愁いつつ岡にのぼれば花いばら  蕪村

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「高橋真梨子スペシャル」を見ていました。
ラグビーの日本選手権の決勝も中継していたのですが
ファンである東芝が準決勝で敗退したので見ませんでした。

高橋真梨子ファンは多いですね。
とくに、女性のファンが多いのですね。
しかも、それなりの年の方が多いのです。

歌が上手だし、歌詞が大人ですね。

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寒いだけただ何となく日が暮れる  あきオジ

2011-02-27 07:24:41 | 日記
分けてやるとなりもあれなおこり炭  一茶

(分けてやるとは、家庭内別居をしている弟たちのことをさしているのでしょうか。この親子、兄弟の確執があるからと言ったら失礼ですが、それがあるから、一茶の句の面白さがあるのですね。あてこすりであったり、厭味であったりして、ときおり、屈折しています。それがなければ、俳句も迫力がありませんからね。)

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もう一度訪ねて終わろう糸櫻   あきオジ  

2011-02-26 16:44:25 | 日記
後何回桜を楽しめるのでしょうか。
もう、あの桜を見たい
一度でいいから見たい。
そんな願いはありません。
近くの美しい桜を見るだけで十分です。
千鳥ヶ淵
靖国神社
神代植物公園
昭和記念公園
新宿御苑
塩山のイトザクラ
青梅のしだれ桜
とりあえず
これだけが定番です。

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父子ふたり水をながめつつ今日も暮れゆく  山頭火

(妻や子が登場する句はあまりありませんが、何とも言えない情感ですね。会話が成立しないのか、ぎこちないのか、それとも言葉もなくても十分なのか、それすらも見えてきませんが、この微妙さがいいですね。)

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あざなえる糸のごとき冬の旅  あきオジ

2011-02-26 16:37:23 | 日記
雪ちるやきのふは見えぬ借家札  一茶

(これも江戸の風景なのでしょう。今でもありそうな風景ですね。生活の匂いが伝わってくるような句ですね。ときおり見える「しみじみ」がいいですね。)

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「あきオジのお絵かき」を再開しました。
これで予定していたブログは準備できました。
後は、毎日、ぼちぼち更新を続けるだけです。

もう、内容よりも続けることだけに意味がありそうです。

よろしかったら立ち寄ってください。
左の列にありますリンク
「あきオジのお絵かきの時間」をクリックしていただければ
開くと思います。

これからが始まりです。

ランの香が漂う夜の訪問者  あきオジ

2011-02-26 16:33:49 | 日記
風吹く家のまはり花無し  放哉

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寒いので家でじっとしていました。
そんな日もあっていい。

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申し訳ないことですが
私はめったに過去のものを見ません。
そのような決めごとではなく
単に、気恥かしいだけです。

まだまだ思い出になりそうな句も写真もありません。

それでも、今日はちょっと確かめることがあって過去のものを開きました。
誤字脱字
そして変換ミスが多いですね。
申し訳ありません。
それでも、あちこちけっこう出かけていることだけは分かりました。
この程度で十分なんだななんて
へんなところで納得していました。

これからは中身を濃くしていかなければいけませんね。

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雪降りて待つもうれし無人駅   あきオジ

2011-02-26 06:59:33 | 日記
たつた一人になり切って夕空  放哉

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この年になって
「迷わず、この道を進め」と思うようになりましたね。
試行錯誤も遭ったけれど
やっと、迷いのを止めました。

後は、ひたすら続けることです。

そんな気がしています。
でも、自分で言うのもおかしいですが
「生真面目」なのですね。

もっと、気楽にやればいいのに・・・

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