あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

梅の花格差社会の朝に咲く   あきオジ

2011-02-24 05:58:18 | 日記
東京ラン展で撮ったお気に入りの一枚です。

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新しき蒲団に聴くや春の雨  村上鬼城

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東京ラン展も終りになりますね。
ちょっと一休みして櫻の準備なのでしょうか。
楽しみですね。
よくふかくならず
限られた範囲で十分ですから
身近な桜を楽しみましょう。

でも、素人には櫻の写真を撮るのって難しいのです。
高級カメラなら
拡大した花弁を撮ることができるのでしょうが

デジカメだとそうはいかない。
でも、楽しめればそれでいい。

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なんでもない何も動かぬ冬の駅  あきオジ

2011-02-24 05:50:18 | 日記
母の魂(たま)梅に遊んで夜は還る 桂  信子

花冷えの壺が吸い込む母の息  桂 信子

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俳句(もどき)も
何となく作り始めて
一年ほど過ぎました。

いまは惰性で作るだけですが
けっこう楽しみです。

名句と言われるものを鑑賞しながら作ると
素人ながら、影響されてしまうのが楽しいですね。

素人の俳句(もどき)は、それで十分でしょう。

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福寿草そこに見つけた心地良さ  あきオジ

光り受けベンチは冬をうつしとり  あきオジ

2011-02-23 06:49:29 | 日記
昭和記念公園のプールが見える場所のベンチです。
誰もいないプール
坐る人もいないベンチに冬の光りが当たっています。
それはそれで強烈な自己主張をしているようにも見えます。
本体より陰に本質が見える。
そんな青臭いことも感じたりします。
ベンチと影
この組み合わせ
けっこう気に入っています。

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歩くしかない草の実つけてもどるしかない  山頭火

(何を自分に言い聞かせているか分かりませんが、緊張感だけは伝わってきます。そして、思いつめたような言葉の連続に「俳句って、こんな語調もあるのだ」と感動しました。いいですね。)

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季節待つボートつながれ揺れるだけ  あきオジ

2011-02-23 06:38:52 | 日記
歳時記を読むと
あれこれ人生を重ねたり、心模様をなぞったりする句もありますね。
少ない字数で表現するのも大変です。
そんな器用なことは私にはできません。
そのつもりもありません。
きっと、俳句を作る人は苦労しているのでしょうね。

私は俳句を作っているつもりはありません。
ティッシュで洟水を拭いているような気楽さです。

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秋風やひとさし指は誰の墓  寺山修司

出奔す母の白髪を地平とし  寺山修司

(「地平」という言葉を意識してつかった時代がありました。知的に気取っていたのでしょうかね。そんな知識が何の支えにもならないと気づいたとき、「地平」と言う言葉も使わなくなりました。)

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櫻待つ車椅子押す夫婦なり  あきオジ

2011-02-23 06:31:25 | 日記
もう少しで櫻ですね。
昨日(22日)は温かく昭和記念公園にも人が出ていました。
カメラ担いだ人は福寿草を狙っているようです。

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足音一つ来る子供の足音  放哉

昼だけある茶屋で客がうたつている  放哉

(楽しさに入り込めない放哉を思ういかべます。いつも傍観より、さらに気もちのうえでは遠いのでしょうか。)