あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

梅咲けば鐘も重なる深大寺  あきオジ

2012-03-15 06:43:06 | 日記
深大寺に葉梅を楽しむ人がいっぱいです。
それにしても、この人たち冬場の花のない季節は何をしているのでしょうかね。
別の楽しみをもっている人も多いのでしょうね。

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ほっとする蕎麦屋の焚火のあたたかさ  あきオジ

いつまでも待てぬここちのかけうどん  あきオジ

ぶっかけを注文するも懐かしき  あきオジ

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朝日さす弓師が店(たな)や福寿草  蕪村

襟巻や浅黄にのこる寒さかな  蕪村

(この句は人気があるのでしょうか、蕪村に関する評論に、必ず出てきますね。有名なのは名句なのでしょうね。)

遅き日や雉子の下りゐる橋の上  蕪村

(水墨画のような世界ですね。構図がしっかりしているので美しいのでしょうかね。)

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ありがたき鐘の音響く深大寺  あきオジ

2012-03-14 05:29:28 | 日記
みなとみらいのショッピングモールの飾り窓です。
浅草の対極にあるような街です。
みるものもあるし
写真になる場所もあるので出かけます。

もう、十分に歳をとりましたから
「定点観察」のようなスタイルに切り替えましょうかね。

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しみじみ生かされてゐることがほころび縫ふとき  山頭火

いつも出てくる蕗のたう出てくてゐる  山頭火

雪ふる食べるものはあつて雪ふる  山頭火

(ときおり、山頭火には「意識的に言葉を重ねたり」技巧を凝らすことがあります。でも技巧をとことん取り除くのが山頭火であり、それが魅力だと勝手に決めている私には、技巧的な句は厭味ですね。それも、一ファンとしては乗り越えるべきものなのでしょうね。)

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俳句などまったく無縁の世界で過ごし、きちんとした句づくりを学んだこともなく、ただ、勝手に作っている。だから、俳句を作っているとは言えないし、そのつもりもないのですが、それはそれで楽しい世界ですね。

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ひらがなで語る春こそ暖かき  あきオジ

掌にのせてつぶやくこともあり  さきオジ

福寿草ちぢんだままで雨続く  あきオジ

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櫻咲き何でもありの俳句かな  あきオジ

2012-03-14 05:12:51 | 日記
何事も軽いのがいい。
重い物まで軽く扱う。
それがいい。
最近は、そんなことを思います。
未熟な人間はその重さを支えることなどできないのです。
頭の中で重くしてもどうにもならないのですね。

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松を見るに女身見る如し春の雨  耕衣

海よりも老いたる露よ猪よ  耕衣

老人或る枯草に飛びつきにけり  耕衣

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軟らかき挨拶がわりの牡丹餅  あきオジ

さらさらと落ちゆく記憶に春の風  あきオジ

もう少しそのままがいい寒椿  あきオジ

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バス消えて春風残る停留所  あきオジ

2012-03-14 04:58:41 | 日記
みなとみらいです。

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早く起き過ぎて寝不足です。
毎日4時頃起き出すのですが
昨日、水泳をしたので早寝しました。
そうしたら、その分、目覚めが早くなりました。

まあ、いいか
そんなことで寝不足でした。
今日は仕事があるわけではないので
まあ、いいか。

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雪ちるや我が宿に寝るは翌(あす)あたり  一茶

こころからしなのの雪に降られけり  一茶

淋しさに飯をくう也秋の風  一茶

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半そでで歩く若さも懐かしく  あきオジ

秋刀魚食う勢いもでる旅の宿  あきオジ

きんめ鯛焼きし夕餉の賑やかに あきオジ

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退屈な人にも桜のはなしあり  あきオジ

2012-03-13 06:12:47 | 日記
みなとみらいでお気に入りの場所です。
今度は桜の季節に来ましょうかね。

見える船は「釣り船」です。

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うす化粧して凍てた道をいそぐ  放哉

動物園の雪の門をあけてある  放哉

冬川にごみを流してもどる  放哉

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声出さぬ夕暮れどきの豆腐売り  あきオジ

それでいいそれでいいのだ桜待つ  あきオジ

(くるのは訃報ばかり。そんな歳になりました。そこそこ順番なら、それでいいのです。)

うるさいと思うことなく愚痴を聞き  あきオジ

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権太楼一門会を桜待つ   あきオジ

2012-03-13 05:58:20 | 日記
みなとみらいの古い建物です。
威圧するようなそんな雰囲気です。
でも、こんな建物の中で仕事する人もいたのですね。

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春の水所どころに見ゆるかな  鬼貫

遠里の麦や菜たねや朝がすみ 鬼貫

猫の目のまだ昼過ぎぬ春日かな 鬼貫

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不都合な春になるか空晴れる  あきオジ

とりあえずかけそばにする春の雨  あきオジ

ひたすらに春を待つのか猫眠る  あきオジ

(昭和記念公園の野良猫が、ベンチで座る人の上で寝ていました。人はだ恋しいのですね。それとも飼われた記憶があるのでしょうか。)

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ちょっとだけそれでも梅が咲けばいい  あきオジ

2012-03-13 05:44:13 | 日記
みなとみらいです。
大人のテーマパーク
いつもそう思って楽しんでいます。
船があり
電車が走り
それだけでも十分です。

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梅咲いたそれでいいとひとり言  あきオジ

退屈な小説なれど春らしき  あきオジ

夕暮れの焼き芋売りも帰るころ  あきオジ

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ゆさゆさと春が行くぞよのべの草  一茶

雪とけて村一ぱいの子ども哉  一茶

おらが世やそこらの草も餅になる  一茶

(自虐的といういい方もありますが、世俗にすりよるということもあるかもしれませんね。)

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みなとには船もなくて小雨ふり  あきオジ

2012-03-12 05:45:03 | 日記
みなとみらいです。
雨模様ですが、これもみなとみらいです。

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だんだん似てくる癖の、父はもうゐない  山頭火

春の水ゆたかに流るるものを拾う  山頭火

春はたまたま客のある日の酒がある  山頭火

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仕事なく薄手セーター馴染む朝   あきオジ

じっとして時代劇見る雨続き  あきオジ

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飾り窓ぶどうたわわなグラスあり  あきオジ

2012-03-12 05:26:52 | 日記
とりあえず写真を撮って
そして言葉をくっつけてみる。

これって「言葉遊び」ですね。
それでいいのです。
軽いから長続きするのですね。

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ゆく春やおもたき琵琶の抱きごころ  蕪村

ゆく春や逡巡として遅ざくら  蕪村

菜の花や月は東に日は西に  蕪村

(スケールの大きな絵画的な世界ですね。)

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弘前の桜のたよりいまだなく  あきオジ

山桜もう若くないそれもあり  あきオジ

花だよりニュースの合間にラジオから   あきオジ

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今日は仕事です。
明日からちょっと余裕がありますから
取材に出かけましょうか。

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大笑いこれで春になれそうだ  あきオジ

2012-03-12 05:04:49 | 日記
みなとみらい
ランドマークの広場の大道芸です。

素晴らしい条件の中で芸人は楽しそうに演じています。
みている人も楽しそうですね。

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いつ逢はん身はしらぬひの遠かすみ  一茶

見かぎりし古郷の山の桜哉  一茶

春雨や火もおもしろき鍋の尻  一茶

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このままでいいとつぶやく桜さく  あきオジ

白き船浮き立つようなあたたかさ  あきオジ

(昨日、みなとみらいの写真を撮りました。いい陽気になりました。)

落語おえ振り向く道に梅ありて

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