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お習字の先生のお友だちの有本伶雲さんが、びわ湖近江舞子の別宅マンションで書の個展を開かれているので、先生と3人でお伺いしました。
車に便乗させてもらったけれど、カーナビが付いてないので、地図や標識を見ながら、ああだこうだと道迷いしながらも往復140km走った。
カーナビがなかった頃は、いつもどこへでもこんな風に人ナビしながら遠出したんだもんね。
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南にびわ湖を眼下に、北側には比良山が迫っている絶景のロケーション。
ドアの外には「書が奏でる世界」の案内があり、ドアを開けるとリビング越しにびわ湖を望める。
JR湖西線の高架を特急サンダーバードが行き交い、あれ?あの黒っぽい列車は??と思えば、大阪に向かう寝台特急トワイライトエクスプレスである。
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LDと玄関横のひと部屋を展示会場にして、しっくりと美しく展示されている。
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一通り見せてもらったあとはティータイム。
うーん、やっぱり、季節の器や飾り付けのコーディネートって大切なんよな。
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月 「揺らしてあげる」
「月」という漢字、楷書でも行書でもお習字のお稽古のときはいつも上手く書けない、バランスが取れないで悩みまくりの字なんだけど、いろんな創作バリエーションが10枚ほどあって、どれも素晴らしく、中でも私のいちばんのお気に入りがこれでした。
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「銀河鉄道の夜」
宮沢賢治の作品を題材にしたものもいくつか。
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「花」
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これも「月」
額も書のうち。どういうふうに見せるかどんな表装するかというのも大きなウェイトを占めるので、これまた選ぶのがたいへん難しい。
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「葉」
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「百合の花」
深読みしすぎて、「憂+リ」と書いてあるのかと尋ねたら、「百」と「合う」と言われ瞬間???
あっ、吉永小百合の「百合」やんな。で、大笑い。
書を鑑賞するときは理論で見ないで、直観で見ること。
お習字の先生は「あなたなら絵のセンスがあるからこういう創作も書けるよ」と言ってくれるけれど、私はせいぜい、アレンジか真似しかできない。
一見うまいなぁと思わせるくらいの80点は取れるけれど、自分で作り上げる創作力はないのです。
お昼は1階のレストランでエビフライ定食をいただいて満足満腹。
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エビフライのエビはやっぱり、まっすぐ伸ばせるくらいの大きさのエビが良い、と昨夜のうちの夕食の腰折れ海老フライを思い出したりして…
どこもかしも炎暑の関西であるが、琵琶湖畔は枚方(本日37.1度)よりは幾分しのぎやすかったように思う。
カメラ撮れたらどこでも楽しいうれしい、夏のひとときのお誘いありがとう。