2019/2/27~28 近江の旅
高島のザゼンソウを見るのが目的で、日帰りもできるけれど、ついでにゆっくりしようと1泊した。
近場で1泊だと、私の中では旅行というほどの気分でもないけれど。
28日は雨予想のため、27日に守山から琵琶湖大橋を渡って高島市今津町広川へ。
市街地のホントに住宅街の中にポツンと竹藪があってそこにザゼンソウ(座禅草)が群生している。
数年間の冬眠のあと花が咲くそうです。
それほど広くはないものの、散策通路は整備されていて見やすい。
水芭蕉のようにワッと群がるということもなく、ポツポツとそれぞれが座禅を組んでいる。
水芭蕉の仲間ですね
この仏炎苞の中のパイナップルのような花軸の粒々が花、ここに蜜があるのか、虫たちがしきりに飛び交っていた。
花軸がパイナップルみたいなの
黒頭巾みたいなの
中まで黒い
押し固まってファミリー状のや
仲良く並んで
色は褐色から栗色、黒とさまざま、形も丸っこいのや伸びたのや大小いろいろ。
このあと、どんどん大きくなって葉も出てきたらどんな様相になるんだろうか。
昼食は高島の道の駅「藤樹の里」でお蕎麦を食べ、近くの中江藤樹の書院に行ってみた。
前にサークルで訪れたとき、ここで昼食をしたが、藤樹の名前が意味不可解だったのが氷解。
「陽明学の中江藤樹」というくらいしか知らなかったが、地元のボランティアさん?が説明してくれた。
故郷の安曇川で母に孝養して、塾を開き庶民に分け隔てなく学問を教えた。
書院のそばに大きな藤の木があったので藤樹先生と呼ばれたらしい。
「到良知」
人間の持っている良知を磨けば安らかに至る
書院前を水路が流れる
豊かな水源の琵琶湖
近江八幡休暇村で1泊
近江牛のいろいろ御膳
夜のお楽しみイベントの塗り箸豆掴みで一番になって景品ゲット(笑)
2/28 予報通りに朝から本降りです。
マイカー移動なので、慌てず騒がず。
ゆっくり朝食
どこか近くに見どころはないかとチラシを見て、安土の信長の館に行ってみた。
堺屋太一がプロデュースしたセビリア万博に出展した実物大の安土城天主の復元が展示されている。
金ぴかの豪華なでかい天守は見ごたえがあり、万博で好評だったらしい。
展示物には著作権があるということでSNS配信禁止なのでパンフレットから。
信長が家康らを接待したときの贅沢な食事のレプリカも展示してある。
天井まで届くような大きな盆栽
長浜盆梅展は2度目なので感慨はない
前に比べて数も少なかったような気が
長浜黒壁スクエアで昼食
ガラスのお雛様も飾ってあった
近場でもまだまだ見るところはあって楽しめました。